ごめんなさい

10月7日は、松山市のお祭り日。

我が「あじさいの杜鍼灸院」に、神輿(みこし)の御幸と獅子舞が、朝の8時からありました。ハッピ姿で集まった小中学生約40名。治療院の駐車場で2人の女の子が太鼓叩き、2人の男の子が、獅子舞を披露してくれました。これから、運気が上がっていきそうです。

お祭り日は、予約患者さん2名と少なく、ゆっくりしていたのですが、突然の電話。

「今からでも、大丈夫ですか?」

「ハイ、大丈夫です。」

「そしたら、20分後にお願いします。」

50才代の女性患者Cさんからでした。Cさん、右の背中にハリがあり、ひねると痛みが走ります。首が痛くて仕方がありません。

Cさんの合谷診(人差し指と親指間の触診)、上腕診(肘の内側の触診)をしても、反応がありません。こんな時は、背中のハリがある胸椎と痛い頚椎を狙うようにするだけです。

胸椎治療のため、眉毛の上にある圧痛点に置鍼をします。右眉毛の上に5本、左眉毛の上に3本。

「Cさん、背中をひねるとどうですか?」

「まだハリは残ってるけど、痛みはない。」

次は、首痛。最近は、首は腰で治す事が多くなっています。そのため、外果治療点(腰痛の治療点)にパイオネックス(円皮鍼)を貼ります。そして、骨盤の上の圧痛点に鍼を刺して抜きます。

「Cさん、首どうですか?」

「動きは良くなったけど、まだ痛い。」

そこで、胸部ソマトトープ(小さな人型)の胸骨柄の圧痛点に鍼を刺して抜き、その後にパイオネックス。その上に、軽く指を添えること10分。

「Cさん、首どうですか?」

「痛みはないけど、ハリがある。」

そこで、Cさんの足の親指を狙います。0.5寸5番鍼(長さ15mm直径0.25mm)で、足の親指圧痛点をツンツンと刺します。Cさんが、痛くて悲鳴を上げるのですが、刺します。

「Cさん、首どうですか?」

「痛くない!」

ごめんなさい・・・痛かったでしょう・・・でも、良かった❣️