2~3日前から、右腰がジンジンするような痛みの60才代女性患者Aさん。
「Aさん、そうしたら、右肩甲骨のここ辺、痛くないですか?」
「・・・痛い・・・そこへん、どこも痛い!」
「頭に鍼刺した後、肩甲骨を治療しましょう。」
合谷診(人差し指と親指の間の触診)では、やはり右腰椎に反応があり、右耳のうらに3本置鍼。ベッドに移動してもらい、うつ伏せになってもらいます。右肩甲骨の圧痛点を探しますが、どこを押しても、痛みがあり、「痛い→とっても痛い」のレベルです。結局12ヶ所に鍼を刺して抜き、その跡にお灸を3壮ずつ施術。
「ベッドを下ろすね・・・・これで、腰のジンジンする感じは、どうですか?」
「今は、大丈夫・・・逆に、左肩が重く感じるね~」
「そしたら、左肩をやりましょう。」
再び、Aさんにうつ伏せになってもらい、左肩甲骨に10個所、耳肩甲骨と同じ治療をしました。
「今度は、どうですか?」
「・・・・あっ、いい感じ!腰も楽です。」
やはり、腰と肩甲骨はしっかり対応しているようです。