「先生、これ見て!」
いきなり金具とネジを見せてくれるのは、60才代の女性患者Bさん。Bさんは、左脚にO脚矯正の為の手術を1年前にし、10日前に1年間左脚(脛骨=けいこつ)を支えていた金具とネジを取り出す手術をしたばかりです。
「こんなんが、入っとったん?・・・ビックリじゃわ・・・」
「ほじゃけど、思ったより軽かったわい。」
それで、金具を持ってみたのですが、私には重く感じました。こんな異物をよくまあ、カラダが受け入れていたものだ・・・と、カラダの忍耐力に感心しました。
山元式新頭鍼療法(YNSA)の創始者、山元敏勝先生が若い頃は、外科手術をされておられました。その先生が、
「手術はしない方がいい。」
と、セミナーでは、しょっちゅうおっしゃっています。
山元先生は、患者さんのカラダに神を見ておられるのだと思います。神を冒瀆することは、やめましょう。とおっしゃっているのだと思います。
私も、患者さんのカラダから、神を感じるようになりたいと思っています。
(この写真を掲載するのはBさんの許可を得ています。)