肩甲骨がポイント

2年前から首、肩こり、五十肩となり、頸椎症と診断された50才代の男性患者Aさん。2カ月前から、1週間に1度、通院されています。Aさんのカルテを見てみると、最初の1カ月とその後の1カ月とでは、治療方針が変わり、Aさんの状態も変化しました。

Aさんは、特に右腕の挙上時、右肩に痛みがあります。最初の1カ月は右臀部に置鍼をする治療。結果は、2~3日は調子が良いのですが、その後元に戻る状態でした。そこで、肩甲骨に置鍼、灸治療。これを境にAさんの右肩に変化が生まれてきました。

「何か、嬉しなってきたわ・・・肩を気にせんようになってきたんよ。」

今回の治療は、山元式新頭鍼療法(YNSA)で頭に12本置鍼。その後は、左右の肩甲骨の圧痛点に鍼を刺して抜くこと10分間。かなりゆるみました。

どうやら、肩甲骨がポイントのようです。