外来種のオカダンゴムシの繁殖力は、爆発的。このオカダンゴムシの生態を知れば、知るほど戦う気力は無くなります。そこで、考えました。オカダンゴムシにこの畑を大嫌いになってもらい、
この畑から退散してもらうという作戦です。
我が家の裏山(歩いて20秒)に笹(ささ)が生い茂っています。その笹(ささ)を20本ほど切って畑に持ち帰えり、きゅうり、トマトらの支柱に使っていました。すると、2週間後の今ごろ、笹(ささ)の葉がハラハラと畑に舞い散り、自然のマルチ(畑をおおって、雑草が生えなくするビニールの布)となっていたのです。私は、ズッキーニの根元のオカダンゴムシばかりに気を取られていたのですが、ある時、笹(ささ)の葉の存在が気になりました。
竹林の葉っぱは、いつも細長い葉っぱのまんまで地面に寝ている・・・・ってことは、オカダンゴムシが食べてない!・・・・ってことは、笹(ささ)の葉が嫌い。
そこで、北海道大学の教授が「ササの資源化に関する研究」という論文にたどり着きました。これによると、ササの成分が癌(ガン)にも効果があるということでした。ということは、もしかして、オカダンゴムシが嫌いなのかも?・・・・・というオカダンゴムシ=癌(ガン)の短絡的な発想で即実行。ズッキーニの根元に笹(ささ)の葉のじゅうたん・・・・これは、いい‼️と直感しました。
こうなると、調子づいてきます。愛媛県立美術館での作品作りのため、クスノキ を輪切りにしているのですが、その木クズが大量にあります。これを、マルチ(雑草が生えないようにおおう布)代わりにすれば、笹(ささ)以上の効果がありそう・・・・・っと、思ったのです。
なぜなら、クスノキ のエキスが、樟脳(しょうのう)。タンスなどの隅(すみ)に置く防虫剤だからです。即、木クズを畑にばらまきました。そして、オカダンゴムシが活動する真夜中にズッキーニの根元を観察すると、オカダンゴムシが1匹いるだけでした。大成功です‼️
もうこれで大丈夫・・・・と、今んところ一安心。