昨日は、精魂尽き果て・・・・爆睡。電話連絡も取れず・・・・『ヒロム、倒れたかもしれない』っと身内の電話があちこちを駆け巡(めぐ)って、大騒ぎになっていました・・・・・・申し訳ございませんでした。もう、大丈夫です。
30才代の女性患者Aさん。前回までは、右手首が腱鞘炎で痛みがあったのですが、右足首に8本置鍼したのが、よく効いたようで、右手首に痛みはありません。
本日の主訴(しゅそ)は、頭痛です。孫悟空の頭の輪っかのように、締めつけられる様な痛みだそうです。これは、2日前の雨降りから始まりました。気圧が下がると、血流が悪くなり頭痛を感じる患者さんは、かなりおられます。
合谷診(人差し指と親指の間の触診):左右どちらも同じ様に痛い。
上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)
左:腰椎(1)、脳幹(1)、大脳(1)、小脳(1)
右:腰椎(1)、小脳(1)
( )内の数字は、各部位診断点の圧痛点が無くなった置鍼の数。
これで、自律神経が整いました。
首診
左:膀胱(1)、小腸(0)、肺(0)
右:膀胱(1)、小腸(0)、肺(0)
左右とも、膀胱の治療点に1本ずつの置鍼をし、小腸、肺の診断点の圧痛点が無くなりました。
Aさんの場合、慢性的なので陽性の後頭部、後側頭部に置鍼しました。
「Aさん、頭痛はどうですか?」
「・・・まだ痛みがあります。」
「そうしたら・・・・ここ(左の頬)・・・・どうですか?」
「・・・・目がスッキリしました。」
「今度は・・・・ここ(頭頂部やや後ろの圧痛点:Kソマトトープ)・・・・どうですか?」
「・・・・大丈夫です・・・痛くないです。」
後は30分ほど、ゆっくりしてもらいます。山元式新頭鍼療法(YNSA)セミナー講師の加藤直哉先生著の「人は死んだらどうなるのか」を読んで過ごしておられます。
「先生、私の弟は母親のお腹にいた時の記憶があるそうなんです。ピンクの狭い部屋にいて窮屈(きゅうくつ)になったので滑り台を通ってスルリと出て来た!って言うんです。」
「やっぱり、そういう記憶を持っている人っているんじゃ!面白いよね~」
と生命の不思議を感じたのです。