脳出血

YNSA(山元式新頭鍼療法)事務局から、福井県在住のYNSA鍼灸師を紹介していただきました。本当にありがたいです。ご尽力に心より感謝致します。脳出血で倒れた後輩は、集中治療室を出て、入院中とのことでした。主治医の先生によると、来春4月ころには退院できるとのことです。

やはり、リハビリに時間がかかるようです。ここで、YNSAの創始者、山元敏勝先生の著書「あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る!」の脳梗塞の患者さんに関する個所を記載します。

麻痺が出てしまった場合でも、早くにYNSAの適切な治療を行うことで麻痺を最小限にとどめ、そして、麻痺を改善することができるのです。

その理由の1つに、脳のむくみを早くに取り除けると言うことがあります。

脳梗塞を起こすと、梗塞が起こったり周りに浮腫ができます。体液がたまり、脳がむくんだ状態になるのです。血行が悪くなっているため、時間とともにその浮腫の範囲はどんどん広がり、麻痺が起こっている場合には、その状態も悪くなります。しかし、針には血行を良くして、浮腫を取り除く働きがあるのです。

浮腫を起こしている部分の脳は健康な状態のため、早い段階でこの浮腫を取り除けば麻痺の早い回復につながるのです。

しかし、どのような状態においても、時間が経ってしまったからだめかというと、そうではありません。慢性化した症状であっても、治療を続けることで確かな効果が出てきます。

どんな症状であっても、早く治療を行うことが一番ですが、時間が経過してしまっても、継続することで確かな効果が現れます。