「リリリ~ン」
「はい、佐伯です。」
「こちら、H動物クリニックですが、今からモモちゃんの手術を開始させて戴きます。」
「あっ・・・・はい、連絡どうもありがとうございます・・・・」
13:16分に電話がありました。手術が終了次第、再び電話連絡があるそうです。ずいぶん、丁寧な対応をしてくださるクリニックです。20数年前、飼っていたメス猫・ミミの手術をした時は、このような電話はなかったように思います。時代が随分変わって来たのかもしれません。再発したヘルニアと至急摘出の手術にですから、かなり大掛かりなので、気になります。
「リリリ~ン」
「はい、佐伯です。」
「こちら、H動物クリニックですが、モモちゃんのヘルニアは、股の下まで行っているので、余分に費用がかかりますが、よろしいでしょか?」
という予期せぬ電話が、13:58にありました。40分ほど経過し、かなり大変な手術になっているようです・・・・2時間以上経過・・・・
「リリリ~ン」
「はい、佐伯です。」
「こちら、H動物クリニックですが、無事手術は終わりました。ソケイ部の膜が薄くなり新たな穴が出来ていたようで股の下まで行ってました。」
とのことで、3時間もかかる大手術でした。
あくまで推測ですが、子猫の時、高島屋の駐車場で車に当てられ、横隔膜に穴が空き、肺にまで小腸が届いていたのを、ふさぐ手術をして横隔膜の方はしっかりした。ところが、事故当時、子猫のモモのソケイ部にもキズが出来ており、しっかりした横隔膜から弱いソケイ部の傷口に圧力がかかって小腸が飛び出したのだと思います。
それから4時間後、
「リリリ~ン」
「はい、佐伯です。」
「こちら、H動物クリニックですが、モモちゃんの抜糸までの2週間は、激しい運動は、避けるようにケージで飼って下さい。そして傷口をしっかりふさぐようにして下さい。」
とのアドバイスを受けました。明日、H動物クリニックはお休みなので、クリニックの先生には会えないため、わざわざ電話連絡を戴いたのです。大変良いクリニックに出会うことが出来ました。しばらくは、おてんばモモもケージでゆっくりしてもらうように、説得してみます!