冷えからの腰痛

 

「先生、夜予約取れますか?・・・・腰やってしもうて。」

「はい、大丈夫です・・・8時30分でいいですか?」

自動車修理の仕事をしている30才代の男性患者Cさん、2ヶ月ぶりの電話をかけてくれました。一気に寒くなって体調を崩す方が多くなっているように思います。Cさんの場合、夜遅くまでコンクリートの床での仕事になるので、足からの冷えで腰痛になったのだと思います。定時に来院されました。

「先生、昨日がピークで、立っても座っても痛うて・・・・」

「今は座れますか?・・・・・座れますね!良かった。」

合谷診:人差し指と親指の間の触診→左→左側の上腕診、膝診を行う

上腕診:頸椎(4)、胸椎(1)、腰椎(2)、脳幹(0)

膝診:頸椎#1~#7、胸椎#3~12、腰椎#3~仙骨、大脳(1)、小脳(0)

首診:右腎(0)、右膀胱(0)、右肝(0)、右胆(1)、右心包(0)、右胃(0)、右脾(0)、右小腸(0)

左腎(0)、左膀胱(0)、左肝(0)、左胆(1)、左心包(0)、左心(0)、左大腸(0)、左胃(0)、左脾(0)  左小腸(0)

上記で、胆の治療点に1本刺すだけで、全ての圧痛点がなくなるのには、驚きました。これだけで腰痛はかなり解消されました。後は足に見つけた治療点にテイ鍼(ていしん)という刺さない鍼(はり)で押圧。これは、大変痛いのでCさん悶絶。3カ所丁寧に、押圧して腰痛は全くなくなりました。その後は、いかに足を冷やさないで仕事ができるか・・・・その会話で置鍼時間の30分が過ぎて行きました。