巨刺(こし)という治療法

4日前から、膝屈伸をすると右のお皿(膝蓋骨)の下が痛いA君(17才)。
180cm、70kgの筋肉質な体型です。

太ももや足首の筋膜が縮み、引っ張りあう事で、膝痛が起こると考えます。そのため、写真の様に
鍼を刺し置きします。

刺し置きしている間に、巨刺(こし)と呼ばる古代からの治療法を行います。これは右膝の痛みを、左肘で治す治療法。 丁寧に左肘の圧痛点を探し、鍼とお灸。お灸は、20壮以上。

治療を終えて、

「A君、治療前の痛みが10、全く痛みが無いを0としたら・・・今は?」

「1(いち)」

「もう少し、治療したいので、もう一回おいでよ!」

と言ったところ、

「えっえ〜〜・・・・・」

「あっあ、膝が痛なったら、また来てや。」

と押しが弱い院長でした。