山元先生、ハーバード大学に呼ばれる

私の師匠である冨田祥史(とみたよしふみ)先生が、「山元式新頭鍼療法の実践」という加藤直哉先生との共著で、下記のように書かれています。

『補完代替医療の研究が盛んな、アメリカにおいてもYNSAは注目されています。1992年、アメリカ政府による補完代替医療の研究がスタートし、当時の研究費は2億円でしたが、現在では数百億円の予算がつき鍼灸治療の化学化において大きな成果を上げています。アメリカでは、現在2万人以上の鍼灸師がいて、全米に50以上の鍼灸学校があるそうです。そして実際にアメリカ全土の大学病院の中には、ほぼすべての大学病院に鍼灸科があります。がん治療で有名なスローンケタリング病院やデューク大学附属病院では、抗がん剤の副作用を低減や疼痛緩和に鍼灸治療が行われ、人工関節置換手術の後は、鍼灸治療を実施するそうです。その中で補完代替医療の分野でも、先進的な動きをしているアメリカの最も権威のあるハーバード大学、医学部大学院は、ヨーロッパのYNSAの噂を聞きつけ、2007年5月山元先生の講演と指導を依頼しています。日本の歴史上ハーバード大学医学部から直接招待を受けた医師は何人いるのでしょうか。』

わずか30年の間に、補完代替医療に費やした国家予算が何百倍です!経済が全く低迷した日本の30年との差はあまりにも大きすぎます。山元先生がハーバード大学で講演され16年経ったのですから、ハーバード大学の研究は凄いことになっていると思います。個人で頑張るには限度があります。日本政府、ちょっと頑張って!