大腿部痛を治す

高校生の時、何回か来院していた男性患者Aさん、他県の大学生となっています。愛媛松山に帰郷したので、来院されました。右大腿部が張って痛みがあるそうです。2ヶ月前に来院された時も、右大腿部痛を訴えておられ、側頭部のIソマトトープに置鍼し良くなり、トルコの医師に教わった治療点置鍼で痛みがなくなりました。

合谷診:右(右側を診ます)

膝診:頸椎(1)

首診:右膀胱(1) 右三焦(1)、右脾(1)、左大腸(1)

上記で、自律神経と内臓を整えました。これからが右大腿部の治療となります。今回は、立て続けにI、J、Kソマトトープと、トルコ人医師の治療点、後頭部のマスターキーを置鍼しました。

「どうですか?」

「・・・・・痛くない・・・痛くないです。」

これで、終了なのですが、念のため足に見つけた治療点を、てい鍼で押圧すると激痛があるため、お灸を2カ所に4壮して終了としました。

「近くの鍼灸院に行って、鍼治療を受けると患部に鍼をさすんです・・・・(松山で)頭に鍼をさすと言ったら、びっくりされてました。」

と、淡々と話をするAさん、Aさんには、山元式新頭鍼療法(YNSA)があうようです。こんなに安全で即効性がある治療法なのに、一部の人にしか知られていないのが、残念でなりません・・・地道に努力!