即効性

 

50才代の女性患者Aさん、2日前に風邪をひき鼻水が出ています。そこで、山元式新頭鍼療法(YNSA)の鼻、舌咽神経、肺に関する置鍼を3本。そのあとは、自律神経と内臓を整える置鍼を11本行いました。

「鼻水が出なくなったんですけど・・・・」

「あああ・・・即効性があるでしょう?」

山元式新頭鍼療法(YNSA)では、 感覚点という治療点が診断しないでも存在しています。つまり、患者さんの訴えに対して、即対応できる治療点ということになります。Aさんの場合、鼻水がでるのが気になるので、オデコにある鼻の治療点に2本置鍼しました。実際には、鼻水が出たがっているのだから、出して上げる方がいいのかも知れませんが、鍼の即効性を感じていただけるのなら良しとします。30分の置鍼を終了して、鍼を抜いていると、

「あれ?ノドのイガイガを感じていないって、今感じました。何かされました?」

「あああああ~、最初、頭の天辺に打った鍼は、舌咽神経に効くので、良くなったんでしょう。」

と、AさんはYNSAの即効性を身を持って体感されたようです。良かった、良かった!