「先生、ワシなあ・・・実は五十肩なんよ。」
「えっっえ、聞いてないよ・・・・何で教えてくれんかったん?」
「一回五十肩やった時、ヒアルロン酸の注射して治ったんで、そこにまた行って、治療受けたんじゃけど・・・今回は、治らんでそのままにしとった。」
「鍼で五十肩は治るんよ。」
どうやら、70才代の男性患者Bさん、「下肢の痺れ」は、当院で治して、「五十肩」は病院で治すと決めて通院されていたようです。そこで早速、頭頂部の治療点に3本置鍼。
「Bさん、肩どうですか?」
「・・・・・あれ?右腕と同じに後ろへいく・・・・五十肩が、嘘みたいに治った!・・先生、おみそれしました!」
「・・・まあまあ。」
というわけで、少し信用を得たようです、おしまい。