メタトロン測定会

メタトロン測定と調整を受けました。これは、2か月前に、3人の患者さんが広島市まで行き、体験した結果、

「先生、あれは凄かった。今度、松山に来てもろて、ここ(あじさいの杜鍼灸院)でやってもらいましょう。」ということになり、広島から竹内よし子先生をお呼びして測定、調整体験をしました。

何が何だか分からないまま、体験しました。輪切りにした臓器や筋肉、細胞にいたるまでどの部位が良か不良か(2〜6)の段階で調べ尽くします。そのあと、波動を送り「良」の状態に調整するというものです。

携帯電話の1/10の電流を通すのですが、終盤になると、繊細な振動が下肢、指先そして体幹に感じられ「これは効いている」と感じました。そのため、調整後はベッドで少し休まないといけないような心地よい疲れを感じました。

竹内よしこ先生には、山元式新頭鍼療法の診断で操体法治療を行いました。軽く指先を皮膚に当てる治療なのですが、結果がすぐに出るので、驚いておられました。

下記は、引用文

メタトロンは、ロシア人科学者によって開発されたエントロピー測定機器です。 エントロピー測定は、世界先端クラスの技術と伝承医学の融合により、身体の中の振動(周波数)の乱れを測定するもの。 人間の発する周波数の波動と外部から発せられる波動を共鳴させることで病気や体調不良の原因を類推します。

エントロピーとは、ざっくり「バラバラ」の度合いをあらわす量。

指先が突破口?

「私の右脚には10人の脚が、束(たば)ねてあるんです。」

と、痛い右膝のことを表現していた70才代の女性患者Cさん。最近では、1本脚になっていますが、施術後2日ほどで、元に戻るそうです。これからの治療に何か突破口を見つけたいと思い、今回は鍼を打たないことにしました。Cさんが右膝を出して、

「先生、ここ(右膝)がやっぱり痛いんです。」

「そしたら、ここ(右肘)に必ず痛いところがあるので、ここをほぐしてみましょう。」

と、右肘の圧痛点を気持ちのいい程度で、3~4分ほぐします。

「これで、右膝はどうですか、立ってみてください。」

「・・・・・軽くなりました。」

「そうでしょう・・・・ご自身で、気持ちよく右肘をほぐしていけばいいんです。今日は、鍼を刺さないで治療しましょう。」

足の合谷診(足の第一中足骨と第二中足骨の間の触診):右側が痛いので、右から治療。

膝診(膝窩横紋周辺の触診)

左:胸椎(膝ウラに圧痛点がある)

右:胸椎(膝ウラに圧痛点がある)

右足甲に私の右手を置き、Cさんにつま先をスネの方に上げる動きをしてもらいます。実際には私が右手で押さえているので、つま先は動かないのですが、Cさんのカラダがゆっくり連動して動き、これだけで膝ウラにある圧痛点が消えます。これで、自律神経が整いました。

首診

右:腎、膀胱、心、三焦(消化器)、小腸

上記診断点に圧痛があります。1番痛い膀胱と腎の治療点(オデコの生え際あたり)に私の薬指と中指を軽くそえるだけです。これを5分ほど続けると、

「先生、右手が暖かくなってきました・・・・」

そこで、腎、膀胱の診察点を押圧すると、圧痛が無くなっていました。

「Cさん、この頭の天辺から、オデコまでに治療点が並んでいるので、痛いところを爪でこうやってこすってもいいですよ。」

「先生、それ気持ちがええです。」

しばらく続けると、全身が暖かくなってきたそうです。これで、内蔵の調子が良くなったので、右膝の治療になります。前回耳ウラの膝治療点(G点)に貼ったパイオネックスがまだあるので、そこに軽く指先を置きます。7~8分は経ったでしょうか。

「Cさん、歩いてみてください。」

「・・・・体重をかける事ができます。」

そこで、今度は後頭部にあるマスターキーという治療点に指先を軽く置きます。5~6分経って、

「今度は、どうですか?」

「・・・・先生、いいです。大丈夫!」

ということで、治療終了となりました。Cさんには、ご自身で軽く触れる方法をお教えし、いつでもどこで出来るように提案したのです。次回が楽しみです。

栄冠は君に輝く、再び

昨夜のNHKの「songs 」で、山崎育三郎と森山直太朗のコラボがありました。何と素晴らしい時間。私は、音楽をこれほど素晴らしいものだと思っていませんでした。なぜ・・・・変声期の頃、「あなた、音痴ね・・・」という言葉をもらい、『音楽は、女の子のやるもんじゃ・・・ボクは音楽をやらん!』と頑(かたく)なに思い込んだのです。

そこで音楽を止め、美術の世界に向かったのだと思います。いずれにせよ、訳の分からない芸術と呼ばれるものに、子供心なりに「自由」を感じたのです。死ぬまで、子供心でいたい。しかし、この思いだけでは、生活できません・・・・・で、様々な仕事を渡り歩き、今に至ったのです。

そして、気がつくと鍼灸師・・・天職です。

 

チャルル眠そう

チャルルが、別荘の我が家に来ました。普段は、直接我が家に入室するのですが、今回は、治療院内に立ちよってからの入室。治療院には来客が2人いたためか、チャンネルは緊張で固まって動けません。こんなチャルルを見ていると、やはり1才の子供だと思うのでした。

私が、チャルルの移動用ケージの入口を開けると、急いで入ってくれました。普段は、このケージに入るのを嫌がるチャルル。よっぽど怖い経験だったようです。その後は、ご主人夫妻が我が家に連れて行きました。

その数時間後、部屋に戻ってみると、疲れ切った様子で、いつもの戸棚の上で眠そうにしています。先日のテレビで、猫に嫌われるのは、「近づいて行く」と「大声を出す」という2つの行為が原因だと言ってました。「近づかずチャルルが来るまで待つ」「小声でチャルルに話しかける」を今回はテーマにします。

栄冠は君に輝く

 

今日の朝ドラ「エール」に感動したのは、私だけでないと思います。もしコロナ禍の世でなければ、夏の甲子園、そして東京オリンピック・パラリンピックへと素晴らしい流れが出来たことでしょう。この「栄冠は君に輝く」を作詞したのは、石川県根上町出身、1914年生まれの加賀大介(本名・中村義雄)。おそらく加賀百万石からの名でしょう。加賀氏は地元で工員をしながら草野球を楽しんでいる時、脚を負傷。それが元で、右膝から下を切断。文才のあった加賀少年は、やがて作家を目指すことになります。

1948年、夏の甲子園大会を主催する朝日新聞社が、大会歌を公募。5000を超える作品の中から、「栄冠は君に輝く」が選ばれました。当時、婚約者の加賀道子作詞となっていたのは、大介氏が賞金狙いと言われるのを嫌っていたからです。それから20年後の第50回記念大会を機に、夫婦は真相を明かし、作詞加賀大介となりました。

また、この歌には、2番、3番があったのです・・・全く知りませんでした。

それにしても、裕一(古関裕而のモデル)が、戦時歌謡の曲を作り久(伊藤久男のモデル)を慰問に回らせたことを、詫(わ)び、お互いが味わったドン底から立ち上がろうとした2人のための応援歌でもあったのです。1番の「ああ~栄冠は君輝く」まではゆっくりとしたアカペラ・・・・2番からは、映像も変わりオーケストラのメロディが入ってきて・・・・本当に素晴らしかった❣️

続いての番組「あさいち」では、久(ひさし)役の山崎育三郎氏が登場。エールの主題歌を始め、「長崎の鐘」などを歌っていただき、最後は「栄冠は君輝く」と素晴らしい朝となりました。

三浦先生の一撃

名古屋から来られた三浦欣也先生、遠いところからお越し頂き本当にありがとうございました。瀬戸内海旅行を満喫されたでしょうか?

三浦先生に押圧していただいた左足の甲に、今でも感触が残っています。あの瞬間、「何も足首にだけこだわる必要はないな!」と感じました。首診の代用は、カラダの至る所にあるようです。実際、首診で多くの人が反応するのですから、最も適切な診断個所は、首であると思います。

ただ、探究心をもって進んで行けばいいと良いとます。足首はまだまだ検証しなければならないようです。三浦先生の一撃に感謝致します。

最近は、制作したYouTube を置鍼した後、患者さんに観てもらっています。最近の2作品は、少し慣れてきたので自然な感じで出来ているため、分かりやすいと褒(ほ)めていただきました(ありがとうございます!)。実際、制作しながら学ぶことが多く、私自身の勉強になっています。操体法を中心に置き、山元式新頭鍼療法(YNSA)の理論を組み込んで、「簡単に誰でも出来る」を目標に作っていきますので、よろしくお願いします。

英訳しました

突然ですが、山元式新頭鍼療法(YNSA)の教科書の英文を訳し掲載します。

首診の腎診断点の触診で、患者さんが陰であるか、陽であるかの情報を得ることが出来ます。

腎診断点が硬くて痛ければ、患者さんは陽なので、陰の治療をすべき。

腎診断点が柔らかく痛ければ、患者さんは陰なので、陽の治療をすべき。

とあります。今回の40才代の男性患者Aさんは、腎診断点(首の前面で鎖骨の上)が柔らかい後者に当たります。ということは、陽の治療をすべきとなります。陽というのは、人間が四つんばいになり、上から太陽を浴びた時、日差しが当たるところです。そして当たらないところが陰になります。頭の陰と陽は、耳の1番とんがった所から、頭の天辺までの線(冠状線といいます)から前を陰、後を陽とします。

Aさんは、週に2度来院し、3年間挙上できなかった左腕が上がるようになりました。現在では、その可動域を少しずつ広げています。Aさんは、冬をこのままの状態で乗り切ることを目標にしています。

「先生、今日は鍼でやってください(操体法と交互にしています)。」

「そしたら、膝や首を診ないで、直接肩の治療に行きますよ。」

Aさんには、後向きになってもらいます。後頭部には、メルセデスベンツのマークの様な縫合があります。その下のへの字がラムダ縫合といいます。この縫合に沿って治療点が並んでいるので、見つかりやすく、効果があるように思います。

「Aさん、ここ痛い?・・・・そしたら、行きます・・・・・どうですか?」

「・・・おっ、効いとる・・・・・・・」

Aさんの左腕がす~っと伸びて上がりました。陽のB点はAさんと相性がいいようです。次は、C点というやや外側にあるラムダ縫合上の圧痛点に置鍼。

「先生、調子がええ!効いとる、効いとる!」

ということで、右側にも同じところに2カ所。ついでにマスターキーという後頭部の治療点に置鍼して終了しました。やはり、慢性的な症状には陽が効くような気がします。

英訳しました

突然ですが、山元式新頭鍼療法(YNSA)の教科書の英文を訳し掲載します。

首診の腎診断点の触診で、患者さんが陰であるか、陽であるかの情報を得ることが出来ます。

腎診断点が硬くて痛ければ、患者さんは陽なので、陰の治療をすべき。

腎診断点が柔らかく痛ければ、患者さんは陰なので、陽の治療をすべき。

とあります。今回の40才代の男性患者Aさんは、腎診断点(首の前面で鎖骨の上)が柔らかい後者に当たります。ということは、陽の治療をすべきとなります。陽というのは、人間が四つんばいになり、上から太陽を浴びた時、日差しが当たるところです。そして当たらないところが陰になります。頭の陰と陽は、耳の1番とんがった所から、頭の天辺までの線(冠状線といいます)から前を陰、後を陽とします。

Aさんは、週に2度来院し、3年間挙上できなかった左腕が上がるようになりました。現在では、その可動域を少しずつ広げています。Aさんは、冬をこのままの状態で乗り切ることを目標にしています。

「先生、今日は鍼でやってください(操体法と交互にしています)。」

「そしたら、膝や首を診ないで、直接肩の治療に行きますよ。」

Aさんには、後向きになってもらいます。後頭部には、メルセデスベンツのマークの様な縫合があります。その下のへの字がラムダ縫合といいます。この縫合に沿って治療点が並んでいるので、見つかりやすく、効果があるように思います。

「Aさん、ここ痛い?・・・・そしたら、行きます・・・・・どうですか?」

「・・・おっ、効いとる・・・・・・・」

Aさんの左腕がす~っと伸びて上がりました。陽のB点はAさんと相性がいいようです。次は、C点というやや外側にあるラムダ縫合上の圧痛点に置鍼。

「先生、調子がええ!効いとる、効いとる!」

ということで、右側にも同じところに2カ所。ついでにマスターキーという後頭部の治療点に置鍼して終了しました。やはり、慢性的な症状には陽が効くような気がします。

今、エールが熱い

・・・・・のは、私だけかも知れません・・・・作曲家、古関裕而氏がモデルとなる朝ドラです。高校球児だった私にとって、「栄冠は君に輝く」は、カラダの髄核(ずい)まで染み込んだ応援歌なのです。その誕生秘話が、史実を元に描かれています。同郷の友であり有能な歌手の佐藤久は、戦後、酒と博打に溺(おぼ)れ悲惨な生活を送っていました。これは、あの「イヨマンテの夜」を歌った伊藤久男氏がモデルなのです。

60才代の方なら、伊藤久男氏の魂に響く「イヨマンテの夜」を覚えておられるはずです。あの伊藤氏が実は、「栄冠は君に輝く」を歌っていたのです。その史実をまったく知らなかった私。もう鳥肌ものです・・・・今日の「エール」では、主人公の古山裕一(古関裕而のモデル)が、甲子園のマウントに立ち、一気に作曲するシーンがありました。史実かどうか、私は知りませんが、才能のある作曲家は、このような事があるのだろうと思います。

明日からは、裕一が、久をどのように説得して「栄冠は君に輝く」を歌ってもらうのか・・・

楽しみです。

井の中の蛙

本日(10/26)は、名古屋から三浦欣也先生が奥様とご一緒に、あじさいの杜鍼灸院を訪ねて来られました。お二人に山元式新頭鍼療法(YNSA)の操体法バージョンで治療をさせていただきました。

その後、近くの大衆居酒屋で楽しくワイワイと過ごし、10時ころに帰宅。鍼灸院で眠ってしまい、今起きてiPad に向かっています。三浦先生の研究熱心さに、脱帽いたしました。三浦先生は、興味があるところには、軽いフットワークでドンドン向かって行かれるのです。

その行動力は、凄まじい!

私が井の中の蛙だと、改めて認識したのであります。三浦先生今後とも宜しくお願いいたします。

肩痛

高校バレー部の主力選手B君、1カ月前に右肩が痛くなり、3週間練習を休みました。そして、1週間前から練習を開始したのですが、再び痛くなり来院となりました。

「まず、膝の圧痛点を見つけて、それを取ることで自律神経が整うんよ・・・・そのあと、足首の圧痛点を見つけて痛みを取って、内臓を整えてから、肩の痛みの治療をします・・・・それでいい?」

「はい。」

ということで、B君の圧痛点を探したのですが、さすが元気な高校生、あまり圧痛点がありません。結局4本の置鍼で終了しました。

「そしたら、これから痛い右肩の治療になるよ・・・・ここ痛い?」

「痛いっす!」

B治療点というオデコの中央部生え際にある個所に置鍼をします。

「どう・・・・肩動かしてみて?」

「・・・・・痛くない・・・・・ちょっと引っかかりがあるだけ・・・・」

「そしたら・・・・ここ(C治療点というヤンキーが剃り込みを入れる個所あたり)は、どう?」

「痛いっす!」

「・・・・・・・・どう?」

「・・・・・・・えっっっ全然痛くない!・・・・・・痛くない!」

同伴されていたお父様も、びっくりされていました。

「◯◯君、膝痛いって言っとたろ・・・紹介したらええ・・・」

と本当にありがたい言葉をいただきました・・・ただ、鍼(はり)に関しては、一般的に痛い、怖い、ウサンくさいというイメージがあるようです・・・・まだまだ普及出来ていません・・残念。