冠状縫合を目安に・・

山元式新頭鍼療法(YNSA)で山元敏勝先生が、一番最初に見つけられた治療点が、オデコの側面にあるC点です。そこからオデコの中央部のA点、B点と展開されたと理解しています。A点は中央部にあり、私にとっては最も広くて見つけるのが難しい治療点でした。ところが、E点は胸椎を整える治療点で、眉毛に沿ってあるで一番簡単に見つけることができました。

そこで、A点もE点のように簡単に見つけられないだろうか?・・・と、考えて2年前に冠状縫合に沿って存在する治療点を見つけました。この発想は、非常に簡単で後頭部にあるラムダ縫合上に治療点が存在するのだから、オデコの上部にある冠状縫合にもあるのでは?・・・というものでした。

幸い、膝診で頚椎1番から仙骨までの診断点を見つけていたので、これを元に冠状縫合上(というか、付近)に見つけました。縫合は、地殻のプレートの様にパワーがぶつかり合っている様なところと考えると、そこに治療点が存在してもおかしくないと思います。

現在では、A点、B点、E点、D点の代わりに、冠状縫合を目安に使っています。