
去年乾燥したヨモギをミキサーで撹拌し、4回ほど篩(ふるい)にかけると、良質のモグサができます。市売品と同じくらいのクオリティーとなります。ところが、今日使ったモグサは、どこか人工的な、というか化学製品が焼けた様な臭いがする時があります。
「ちょっと、待って下さい。どうもこのモグサ変!新しく作り直しますね。」
「あれ?私、鼻がいい方なんだけど、全然臭わない。」
「あああ、そちらの方に煙が行ってないからですよ。」
と、言葉を残して2階に行って、別のコメ袋に入った乾燥ヨモギを持ってきました。ヨモギからモグサになるまでは、4~5分です。そして治療再開と、なったのですがなぜ、科学製品焼けた臭いがしたか・・・・理由が、分かりました。これは、ヨモギを乾燥する時、ビニールひもで竿にぶら下げて作った時期があり、その時のビニールひもが、ヨモギに絡まっていたのだと思います。
現在は、大きな3段式乾燥棚に入れているので、その弊害はありません。失敗して色々と分かっていくものだと、つくづく思いました・・・おしまい。