大根葉

大根葉をカラカラになるまで干して、それをハサミで細かくし、干し生姜、干し椎茸などと一緒に、玄米に入れ炊いています。味付けはミリンと醤油だけです。これが実に美味しいのです。同じようにこれらの干した野菜と昆布、煮干しでダシをとって味噌汁を作ります。これに、ぬか漬けをいれて夕食としています。

大根は細く切って切り干し大根にします。南向きの部屋に程よく光が入るので、カビることもなくよく乾燥出来ています。これらは冷蔵庫に入れて保存しています。大根葉に関して、インターネットで書いてあったものをコピペします。

『「かけ菜」

「干葉(ひば)」

「干し葉」

と呼ばれます

東日本の寒い地方で食べられている保存食なわけで、冬場に不足しがちな青物の野菜を天日干しにして食べていたそうです

【天日干しで増えると言われている栄養素】

あくまで今のところ言われているものです

大根の葉っぱは大根より栄養高いと言われています

★代謝ビタミンとも呼ばれ“ヒト”が生きるための源であるエネルギーを作る

ビタミンB群

★骨の健康に役立つビタミンD

★カルシウム

野菜の中でもトップクラス

100g中に約260mg

大根の根の部分は100g中約24mg。

大根の根の部分の、約10倍

★酸素を全身に供給し貧血を予防してくれる鉄分

ほうれん草よりも約1.5倍

★★【ポイント】

天候~乾燥と風です

新鮮なうちに干し始めること』

メボ

 

久しぶりにメボ(目のイボ:麦粒腫)ができました。

『麦粒腫とは、マイボーム腺(涙の蒸発を防ぐために油分を分泌し油膜を張る働き)や汗を分泌する腺など、まぶたの縁にある腺が細菌感染によって炎症を起こした状態です。黄色ブドウ球菌など、わたしたちの皮膚や髪などにいつもいる常在菌が主な原因となります。

普段の健康な状態では細菌の影響は受けませんが、疲労や寝不足などで身体の抵抗力が弱くなっている場合や、不衛生な手で目を触るなどといったきっかけで菌が増殖して感染を起こします。

症状は、初期にはまぶたの一部に赤みや押すと痛い部分が出現し、次第に炎症や化膿が進んでまぶたの腫れ、痛み、異物感、目やにを伴います。』

とありました。心当たりあります・・・・駐車場の一部の畑を全面的に変えるため、重い石を運び石垣作りをして、疲れているのです。何度も何度もやり直して、やっと基礎の石積みができたのですが・・・・朝起きても、疲れが残りなかなか起きられない日々が続いていたのです。

カラダは正直にメボを作って、「カラダのおつかれモード」を警告してくれました。そのため、今日は作業を中止します。やり始めると面白くなって、ついつい頑張ってしまいますが、そこを、抑えるのがカラダのためです。明日は晴れそうなので、午後から2時間ほどやれそうです。

メボに感謝!

頸椎3番

 

今年2月、ユニバーサルスタジオで絶叫ジェットコースターに乗り、頭痛に悩まされている40才代女性患者Bさんが、病院に行き、お薬で良くなったそうです。その時、頸椎の1個が飛び出ていると言われ気になっておられたようです。この4日間、連続で両側頭部と後頭部が痛く、おまけに目の奥にも痛みがあるそうです。前回は、お子さんを連れての来院でした。

「4才のお子さん、可愛いので女の子だと思っていたけど、男の子だったんですよね。」

「はい、そうです・・・男の子です。年中さんになるんです。」

「ボクね~、保育園の体操のおじさんしていた事があるので、年長さんと年少さんが大人と子供ほど違うのを知ってますよ、などと他愛もない話から始まりました。いつものように、合谷診から始まり、膝診、首診をして自律神経と内臓を整えました。

「今、頭痛と目の痛みはどうですか?」

「・・・・だんだん目の痛みが取れ始めて、頭の痛いのはなくなりました。」

「今回は、特別に頭痛をねらった訳ではないんですよ。自律神経と内臓を整えるだけで良くなるんです・・・面白いですね~・・・ついでに、目の治療点に2本鍼を刺しておきますね。」

で、今回は治療終了となり、あとは奥のベッドでゆっくり休んでいただきました。Bさんが気にしておられた「頸椎の1個が飛び出ている」という医師の言葉に対して、

「カラダは、60~70%水なのですから骨は、この水袋に浮いているのです。だから、骨は簡単に動んですよ・・・・特に、骨盤の歪みなんかは、すぐに元に戻ります。」

としゃべると、Bさんは驚いた表情をされたので、それから以上の説明は避けました。実際には、

『腸管膜根という小腸の根元の部分が、ストレスで縮むため、右骨盤が上がる傾向があります。すると、微妙に背骨が曲がって、特に胸椎の9番、12番、頸椎3番あたりに負荷がかかりやすくなります。お医者さんが頸椎が飛び出ているとおっしゃったのは、首の真ん中あたり(頸椎3番)じゃないでしょうか?』

と言いたかったのです。実際、首診をしていて胃の診断点に触れた時のBさんの反応からある程度の確信を得た気がします。胃の診断点は首の後ろ側中央部にあり、頸椎3番~4番位です。この診断点にBさんは、

「余り感覚がないんです。」

胃の治療点(頭頂部)に置鍼し、診断点(首の後ろ側)に触れると、

「感覚が出てきました。」

と言われたのです。これでBさんも、何かを感じとられたと思います・・・・これだけで、十分な説明だと思います。

お久しぶり 2

 

70才代の男性患者Aさんは、5年ほど前から約1年半、毎週来院されました。ところが、移動手段がなくなり来院出来なくなりました。そこで当院がそのような患者様に対して、送迎システムを考案中で、Aさんにはお試しで乗車していただき、3年半ぶりの再会となりました。

「先生、頭の鍼(山元式新頭鍼療法・YNSA)で花粉症が治りましたよ。たまに、花粉が多い時に少し出るくらいになっています。それから、右の股関節の手術を予定していたのに、やらなくてすみました。」

YNSAがお役にたったようですが、Aさんがしっかりセルフケアをされていたのも、良くなった理由です。Aさんは、非常に感性豊かな方なので、無意識のうちに頭頂部の圧痛点(特に舌咽神経と肺に効く治療点)へ爪を立てて刺激しておられたようです。この刺激で首が緩む感覚を感じられたようです。今回は、治療中置鍼した個所に置鍼したままで軽く指を置く治療を試みてみました。

「OKグーグル、タイマー3分お願いします。」

「はい3分ですね、ではスタート!」

しばらくすると、

「・・・意識がしっかりあるんだけれど、眠くなる・・・・」

と、この治療の典型的な症例に一瞬で入られました。その感覚を言葉でうまく表現されるので、感心するばかりでした。治療家はAさんのような患者さんから、多くの学びをいただくのです。送迎システムをしっかりして、これからもAさんの意見をたくさんいただけるようにします!

お久しぶり

 

山元式新頭鍼療法(YNSA)の初級セミナーを受け、頭に置鍼をし始めた頃、70才代の男性患者A

さんのバイクが壊れ、Aさんは来院出来なくなりました。それから4年程経ち、やっと来院出来るようになりました。その間、コロナ禍もありAさんも人に会う機会が少なかったそうです。移動手段がなくなり、コロナ禍だとやはり、籠(こも)ってしまいます。久しぶりに会うAさんの笑顔を見ると嬉しくなりました。Aさんは、以前のように服を着替えようとするのですが、

「Aさん、もう着替えをしなくていいんです。」

「あああ、そうなんだ・・・・着替えるつもりで来てたのに・・・」

「この待合室で治療しているんです。」

「そうですよね・・・・最後の頃は、ここで頭に鍼刺すことがありました。」

私の場合、YNSAを習い始めてからなるべくYNSAだけで治療を始めました。その理由は、即効性があるからです。この即効性のおかげで今までの治療時間の半分に短縮出来るようになったのです。

「あれから随分進化して、お灸で足だけのYNSAや、鍼もお灸も使わないで指を当てるだけの治療もしています。」

と、4年間の変せんをさりげなくお伝えしました。

「先生、あの頭の鍼で花粉症が治りました・・・あの治療点に刺激すると、首の方に気持ち良さが走ったりするので、しょっ中やってました。」

「あああ、それは良いですね・・・・Aさんは感覚がすごいので、こちらが本当に勉強させてもらっています。」

などと、会話をしながら治療に入っていきます。Aさんは、言語能力に優れており、カラダに起こる感覚の変化を瞬時に表現してくれます。その能力の素晴らしさをお伝えすると、

「いやいや、私は普段は全く話さないんです。特にコロナ禍になって人と会うことがなくなったでしょう・・・・すると、ノドがおかしくなるんです・・・こういう時、ハーモニカを吹くと元気が出て来て、ノドもよくなるんですよ・・・ばあさんじいさんが、お経を読んでいる意味が、やっとこの年になって分かってきました。お経読むのは、タダでしょう?これ、カラオケに行って歌おうものなら、お金がいるじゃないですか・・・・世の中はうまい具合に出来ているんですよ。」

「なるほど!」

「今まで喋ってない分こうやって、いくらでもしゃべることが出来るんですよ。」

「なるほど・・・」

などと、話が続いていくのです。 (つづく)

 

桃源郷

 

東温市の住職(神社)さんが、参拝する行事があったのですが、それに紛(まぎ)れて私は、最後の食事会にだけ参加させていただきました。改めて私でなく弟が宮司を継いでくれ、良かったと思います。チューリップの球根を冷蔵庫で保存し、冬の体験をさせて冷蔵庫から取り出すと春と勘違いし、早く咲くという習性を利用して、地元小学校の卒業式に花を咲かせました。そして、小学校の正門に並べてお祝いしたのです。これは、素晴らしい取り組みです。

「咲いた咲いたチューリップの花が、並んだ並んだ赤白黄色、どの花見てもきれいだな」

小学校で、最初にうたう歌がこの曲だったように思います。小学校6年生にとっては歌とチューリップを重ね合わせて様々な思い出が浮かんでくるのではないかと想像します。卒業式が終わるとチューリップは、「陽なたの丘」という桃源郷に向かう三叉路に移動。ここでは、ハート形にチューリップを置きお客様をお迎えしています。

この桃源郷は、本当に素晴らしいところです。私が、昼食をいただいた場所が、この桃源郷なのです。今日はオカリナの演奏会もあり、その後の桃源郷散策は、感動、感動、感動でした。様々な種類の桜、梅、椿が同時に咲き乱れています。こんなに素晴らしいところが、松山市から車で、1時間弱のところにあるのです。また、近くには2ヶ月先まで予約済みのフレンチレストランがあったり、素敵なセンスの喫茶店がお客様でいっぱいだったり・・・・私の地元・河之内はこの2~3年でもっと注目されることになるでしょう!

私も出来る範囲で恩返しをします。

またまた来ました、巨石。

また、また大きな石が届きました。これだけ大きな石ならば、一番下に置き直しする必要があります。これだけ大きな石をどのようにに置くのか、縦に置き直しすれば、石に土からの圧が掛かりにくくなります・・・・これを、石運びして下さった方から、習いました。

改めて、これから積み直しです・・・・さあ、頑張ろう!

干し大根葉からツボミにょきにょき

 

大根葉を日当たりのいい部屋に吊り下げて、乾燥させていたのですが、ある程度乾燥すると、じわっと湿るのです。あまり、深く考えることもなく時間が過ぎていきました。そして、やっと気づくことがあったのです。乾燥した大根葉をよく見ると、生き生きとしたツボミがニョキニョキと頭をもたげているのです・・・・ということは、湿気が多い・・・・考えてみると、この部屋、大根葉を乾燥する以外に洗濯物を干す場所にしていたのです。

(山元式新頭鍼療法の師匠・加藤直哉先生がよしりんと対談されています)

つまり、洗濯物の水分を大根葉を吸収し、部屋に差し込む太陽を浴びてツボミが光合成を行い枯れるはずだったのに再生したのです。

大根葉と洗濯物を同時に干すという大矛盾の成果が、この大根葉のツボミだったのです。それからは、洗濯物を別の部屋に移動し、窓からの風をいれると、あっという間に切り干し大根がカラカラになりました。まもなく、大根葉もカラカラになることでしょう。

光、水、風の重要性を改めて教えてもらいました。

龍畑?

 

友人からいただいた石を全て使ったのですが、少し足りなかったようです。鹿児島で買った桜島の溶岩の鉢があったので、置いてみると龍の眼のように見えました。実家の神社の手水鉢(ちょうずばち)には龍がいますし、龍に由来する話が多いので、この駐車場も龍畑が生まれそうです。

(私の山元式新頭鍼療法の師匠・加藤直哉先生がよしりんと対談されています)

しかし、アート作品として見てみると、具象化されすぎると面白みがなくなるので、やめるかもしれません。とにかく、もう少し玉石を集めて、緑色で割れやすい緑泥岩(たぶんこの石)を隙間に入れながら固定して、しっかりした石積みにしようと思います。

久しぶりに作る作品・・・・石積みの面白さを堪能しています・・・やっぱり、アートは素晴らしい!

手と足

「先生、今日時間あります。」

「あああ、お久しぶりです、Bさん。はい、大丈夫です・・・8時30分(午後)にお越しください。」

Bさんは、3ヶ月ぶりの来院となります。70才代の女性患者Bさんには、3ヶ月前、左腕のシビレがいくら治療しても治らないため、

「Bさん、申し訳ありません・・・私の力の限界です・・・これだけやっても治らないので、他の治療所に行って診てもらった方がいいと思います。」

と言ったため、もう来院されることはないと思っていたのです。

「先生、あれから仕事場の部署替えがあって、別の仕事を始めたんよ・・・・そしたら、シビレがないなった・・・・やっぱりストレス・・・先生、ストレスは怖いよ。」

「えええ・・・そうなんじゃ、力の限界じゃ言うて、あきらめとったのに・・・ストレスか・・・」

改めてストレスのカラダに及ぼす影響力を知ることができました。今回のBさんは4日前の右手打撲の治療で来院されました。この治療で一番効果があったのは、てい鍼という長さ6.5cmの銀で出来た押圧用の鍼でした。Bさんの右手首周辺が、硬直しているのが、見ても触っても分かります。

「Bさん、手のどこが痛い?」

「ここ、(右手のひらの手首の1点)。」

「ということは、ここじゃね・・・ここら辺りで痛いとこない?」

と、右手首に対応する足首の最大圧痛点を探して、てい鍼で押圧。

「痛い、痛い・・・先生、痛すぎ!」

こんな会話をしばらく続け、

「Bさん、今、手どうなっとる?」

「・・・・緩んどる・・・」

「そうじゃろ!・・・・見た感じでも、分かるね。」

手と足は相関関係で、同じ個所に必ず痛みがあります。直接患部を狙うのではなく、このやり方で治療するのは、非常に安全なのです。参考にしてみてください。