デルマトームの威力

今年左膝の手術することになっていた60才代の男性患者Aさん、7ヶ月前から通院され、手術を回避出来ました。今では野球の練習も出来、全力で走ることも出来ます。Aさんは毎日ジムに通い、大沼四廊先生主催の自然医学総合研究所から購入したゴムバンドで下肢をグルグル巻きにして、一気に勢いよくゴムバンドを外し、血管内部を掃除しています。また、硬式野球ボールを頭のツボに当てることをしているので、ジムで有名人になっているようです。そんなAはもう1ヶ月に1回だけの通院となりました。

今回は、Aさんにデルマトーム(皮膚分節)を使った鍼治療をしました。

合谷診:左(左側を診断する)

膝診:左頸椎#1(0)、#3(1)、#7(0)、左胸椎#1(1)、#8(1)、左脳幹(1)

首診:左心(1)、左大腸(1)、右三焦(1)

(   )内は置鍼数

上記の基礎、応用治療終了後、イスに座って左下肢が、あぐらをかくような体勢取ると、Aさんの左膝にまだ痛みがあります。そこで、右腰椎4番(デルマトームが右膝をにかかっているため)の置鍼を耳の前(D点4番)に置鍼。

「Aさん、これでどうですか?」

「・・・痛くない!」

あぐらをかいても全く痛くありません・・・デルマトームの治療を私の治療法にもう一つ追加することが出来たようです。

免疫力アップ

(だんご状になっているのは、私の赤血球です。赤血球に囲まれた白い細胞が白血球。この後、しじみ、乳酸菌、アロエ、キダチアロエ、酵素を飲み、大沼先生の施術を5〜6分受けると、赤血球がサラサラになり皆さんから拍手をいただきました・・・残念ながら、この動画は重すぎて載せられませんでしたが、この動画の写真が下記です)

今回も山元式新頭鍼療法(YNSA)の創始者・山元敏勝先生の著書、「あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る!」から、科学が証明した、針の6つの効果の1つをご紹介します。

『 5、体を守る免疫力を高める

針には、外敵から体を守る力を高める働きもあります。

体には、細胞やウィルスなどの敵が体内に入ってくると、それを体の外に出したり死滅させたりする、「免疫」と言う働きがあります。ひと言で免疫といってもその働きは実にエキサイティングで、まるでハリウッドで作られるSF映画の戦闘シーンのような戦いが、体の中で毎日繰り広げられているのです。

血液中の白血球と言う成分が、体に入ってきた敵と戦う事はよく知られています。その白血球が持つ免疫細胞には多くの種類があり、体を守ってくれるその細胞たちの名前も、まさに映画の登場人物のようです。

全身の組織に存在して、出会った敵を次々と食べていく大食細胞の「マクロファージ」。このマクロファージは、体に入ったウィルスやカビ、がん細胞も食べてしまいます。そして、敵を見つけると攻撃して破壊する「ナチュラルキラー」。この細胞はがん細胞が大きくならないうちに破壊したり、ウィルスや細菌に感染してしまった体内の細胞も破壊していきます。

マクロファージは敵の細胞を食べると、その敵と同じ仲間に目印をつけると言う技も持っています。司令官の役割を持つ「ヘルパーT」がこの目印を見つけ、部下である「キラーT」に出動命令をして、敵を攻撃させる。体内ではこのような連携プレーまで行われています。

体の中には、まだまだたくさんの免疫細胞による働きがあり、体を常に外敵から守っているのです。しかし体が疲れたり、ストレスを受けた受けると、この免疫力が下がり、病気にかかりやすい状態になってしまいます。針の刺激にはこの免疫力の力を高める働きがあるのです。』

専門学校の授業でこの免疫に関する授業が「生理学」であるのですが、これが中々覚えられないので、悩んでいたのです。ところが、山元敏勝先生の説明を読むと分かりやすいのです。もっと早くこの本を出版して貰っていたら・・・・2017年に発行・・・と思ってしまいます。

また、名古屋の自然医学総合研究所では、指先から取った血液を顕微鏡で見て、赤血球や白血球の形状、動きを確認できます。私もいずれはこの設備を用意して血液がどのようになっているのかを患者さんに知っていただくようにしたいのです。そうなれば、鍼を刺した後の赤血球や白血球の形状、動きがどうなるのかを知ることができます。そのためにも、来年から大阪で開催されるセミナーに参加しようと思っています。

科学が証明

今回も山元式新頭鍼療法(YNSA)の創始者・山元敏勝先生の著書、「あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る!」から、科学が証明した、針の6つの効果の2つをご紹介します。

『 3、自律神経のバランスを保つ

針は、自律神経に直接働きかけ、体調をコントロールします。先ほどお話ししたように自律神経は、心臓を動かす、呼吸をする、食べたものを消化する、排泄を促すなど、自分の意思とは関係なく体を動かす働きをしています。針はその自律神経の働きをスムーズにするのです。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つが交代勤務制で働いていることもお話ししました。

この2つの働きのバランスが、体の健康にはとても重要です。どちらか一方が、仕事はしたくないと休んでしまうと、もう一方が本来休み時間でありながら働かなければならいけなくなります。また交代の時間になっても仕事をゆずらず働き続けると、相手の仕事内容に支障が出てきます。このように交代勤務のバランスが崩れてくると、体調が崩れるのです。針にはこの交感神経と副交感神経のバランスを整え、胃、腸、膀胱など、内臓の機能を整える大切な働きがあります。

4、硬くなった筋肉を緩め、血液の流れをスムーズにする

針は、硬くなった筋肉をほぐし、血液の流れを良くします。針を刺すと、筋肉の中の血管が広がり、筋肉の中に血液が多く取り込まれます。すると血液の中にある酸素や様々な成分によって、痛みや緊張で硬くなっていた筋肉が緩み柔らかくなるのです。筋肉が柔らかくなることによって、さらに血液の流れが良くなる効果も生まれます。』

上腕診は、肘の内側の圧痛点を探り、大脳、小脳、脳幹、頸椎、胸椎、腰椎の状態を診察します。そして、頭部の治療点に置鍼し圧痛点をなくします。そうすることで、大脳、小脳、脳幹、頸椎、胸椎、腰椎を整えるのです。そうすると、自律神経が整うことになります。私は、上腕診の代わりに膝診を行っています。その理由は、ある高齢の患者さんの上腕診が全くできない状態が3ヶ月続いたため、膝に圧痛点があるかもしれないと思い、膝を探ったところ、圧痛点が存在したからです。

この膝診で圧痛点あるいは、硬結部位が、頭部の置鍼で「フニャフニャ」になるのがよく分かります。「4、硬くなった筋肉を緩め、血液の流れをスムーズにする」は、文字通りです。

メカニズム

 

山元式新頭鍼療法(YNSA)の創始者、山元敏勝先生の著書・「あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る!」によりますと、カラダに鍼を刺すと、脳のMRI画像に脳の反応がはっきり映し出されることが分かったそうです。そこで、今回は山元敏勝先生が分かりやすくそのメカニズムを紹介して下さっているので、鍼の6つの効果のうち2つをご紹介します。

『科学が証明した、針の6つの効果

では、針から刺激を受け取った脳は、体のためにどんなよいことをするのでしょうか。その答えが、アメリカのハーバード大学の研究所をはじめ、世界中からを報告され、明らかになっています。わずか直径0.25ミリの針の刺激は、脳に、驚くような働きを起こさせるのです。

1、痛みを抑える働きのある物質を脳から放出させる

針は、脳から全身に、痛みを抑える物質を放出させます。あまり知られていませんが、人間の体は、痛み止めの薬と同じ働きをする物質を作り出すことができます。

この物質は「エンドルフィン」といい「脳内モルヒネ」とも言われています。モルヒネというのはご存知のとおり、がんなどの強いお痛みを止めるときに使われる物質です。突発的な事故にあった直後など、怪我があるにもかかわらず痛みを感じなかったという話をよく聞きます。これは脳が瞬時にエンドルフィンを分泌して、激しい痛みや苦しさから体を守っているのです。

針は、脳の茎である脳幹の上の部分、視床下部などからこのエンドルフィンを放出させ、痛みを抑えることが明らかになっています。

2、痛みを脳が感じないように、情報の通り道をブロックする

針には、体から脳への情報の通り道をブロックする、つまり通せんぼうをして、痛みの原因を脳に伝えないようにする働きもあります。痛みや怪我などをした部位で起こっているように見えますが思えますが、そのメカニズムは大変に面白く、実は、痛みは脳がつくり出しているのです。たとえば腕を机にぶつけたとしましょう。その瞬間、「机にぶつけた」と言う情報が瞬時に腕から脳に伝えられます。すると、ぶつけてしまった腕の部分が痛いと言う感覚を脳が作り出すのです。わざわざ痛みを作るなんて、なんて脳は意地悪なのだろうと思ってしまいます。ですが、その反対です。痛みを感じることで、その怪我にトラブルが起きていることや治療が必要なことを知らせたり、それ以上怪我をさせないように守ってくれているのです。尖ったものを踏んだときに「痛っ!」たと飛びのくのも、この情報伝達の働きが大きく関係しています。痛みでその場を瞬時に離れさせ、体を守っているのです。

では、手や足などから遠く離れた脳へ、どのように情報が伝えられるのでしょうか。その情報の通り道となっているのが「神経」です。神経は白く細い繊維で、脳から体中にはりめぐらされています。針には、怪我などをした部分と脳との間に神経をブロックする働きがあります。情報が脳に届かなくなり脳は痛みをつくり出せなくなるのです。また針には神経を通して脳からトラブルの起きている部分に、ダイレクトに痛みを抑える物質を送らせて痛みを止める働きがあることもわかっています。』

これからは、患者さんにこのシステムを分かりやすく説明しなくてはいけません。特に、理屈を好む患者さんにはしっかりお伝えしようと思います。

昔の日本の食卓

(コイのいる池)

森下敬一先生の著書「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」の冒頭に以下のような文章があります。

『昔の日本の食卓に上っていたご飯、味噌汁、副食の魚や野菜、漬物といった食品は血液を汚しませんでした。細胞を正常に機能させるような食べ物を日本人は食べていたのです。そうした食物を積極的にとれば、血液が汚れにくくなるだけでなく、汚れた血液もきれいになって細胞が健康になり、病気を防ぐことができるようになります。さらには、病気を治すこともできるのです。

こんな話をすると、一般に言われている医学常識とあまりに異なるので疑問を抱く方もいるかもしれません。しかし、全て私のクリニックで長年にわたって診療活動をしてきた実績に基づく話です。

御茶ノ水クリニックでは薬を使わず、食事療法で病気を完治させています。その診療現場から見えてきた“真実”をお話ししています。また、血液をきれいにすれば病気にならずに長寿になる仕組みは、本書の中で詳しく紹介していきますが、世界中の長寿郷も同様の食生活をしている事は、それが正しいことを証明しています。

私はすでに40年以上前に、この事を発見・提唱してきましたが、なぜか日本の医学界は長年にわたって私の主張を黙殺し、「食事で病気が治る」という考え方を異端視してきました。ところが、最近では、予防医学に注目が集まって「病気にならないことこそ大切」と言う考えも浸透しつつあります。そのために、何を食べるべきか、または、何を食べたらいけないのかの知見も集まりつつあります。私がかねて提唱してきたように、食事によって病気にならないようにしようというわけです。』

幼い頃の記憶をたどってみると、台所が土間でそこには、井戸があり山から引いた水は、蛇口をひねると出てきました。料理をする祖母と母は下駄履きでした。土間には「おくどさん」があり薪を焚(く)べて釜でご飯を炊いていました。まだ、冷蔵庫が無くその日に作った料理は、その日に食べていたと思います。台所は料理をするところで、食べるのは居間でした。野菜料理(煮物が多かったと思います)と鯛の煮付け、鯵(あじ)の南蛮漬けが多かったのです。ラッキョウの漬物、きゅうりやナスの漬物、梅干しは必ずありました。

「ひろむ、畑に行って人参を引いておいで。」

と父に言われ、その人参を生でかじって食べていました。そして祖母が、

「このお芋は、○○さんにもろたんよ。このタケノコは□□さんとこのよ。」

と良く説明してくれました。今思うと、本当にありがたい地域と人々に恵まれて生きていたのです。少し残った食事は、庭にある池に捨てるとコイのエサになっていました。食後の皿洗いも池でおくどさんの灰を使いタワシでこすっていました。料理の素材で捨てる物(皮やヘタ等)は、ゴミ捨て場があり、杉皮で覆っていました。そこはシマミミズの宝庫で、魚釣りのエサ場でもありました。

その後、冷蔵庫、LPガス、電気釜、水道水の時代へと移行していき、私が小学校5年生の時、となりの敷地に建てた家に引っ越しし、高度成長期の生活をするようになっていきました。私には日本の高度成長期以前の生活が原体験として残っているので、それを基調な財産として、生きていこうと思います。

血液浄化装置

森下敬一先生の著書「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」でガンに関する独特な指摘があります。このことを信じるかどうかは、個々の自由ですが、私は納得しています。

『さて話を元に戻すと、見方を変えれば、ガンという病気になるのは必ずしも悪いことばかりでもありません。むしろガンを「体内が有害物質で汚染された警鐘」だと捉えるのが森下自然医学の考え方です。いまのようにガンが多くなかった1950年代より前の時代には、血液が有害物質で汚染されると人間は敗血症となり、解毒機能が劣化してすぐに死んでいきました。敗血症は血中に細菌類が繁殖する異常状態です。これに対しガン腫は、血が汚れたとき警鐘を鳴らすように、血を浄化しようとしてできる性質を持っています。

いわば、敗血症で亡くなる前にガンにかかることによって、ガンという浄血装置で有害物質を排出するチャンスをもらえたと見ることもできます。その点からいえば、ガンは敗血症による処刑が先延ばしされる、1種の猶予期間という側面もあるわけです。ですから、ガンになってしまったら、まず食生活を始めとする生活習慣など「自分のやってきたことをすべて」反省することから出発すべきです。そういう機会を、病気になったことで与えられた。そんな謙虚な気持ちを持つことも大切です。そのような意識でガンと向き合えば、病気も必ず治ります。

ガンを悪魔の巣窟のように唾棄すべきものとだけ捉えるのではなく、むしろガンに感謝する。そういう精神状態になると、人間的に成長することさえできるようになります。心の状態がそのようになることで、やがて病気も自然に治っていくのです。』

以前、異化作用というデトックス(解毒)で、体内から有害物質を排出し血液をきれいにすれば、ガンが赤血球に変化することを紹介しました。ガンという浄血装置ができたとき、異化作用を行いきれいな血液にすれば、自然と浄化装置がいらなくなりガンが消滅するという理論になります。

酵素パワー

患者さんが、色々教えてくださいます。90才代の患者さんが、3日前に転んで左顔面が大きく腫(は)れあがり出血も激しい状態でした。病院の都合で、「命に別状なければ、家庭で処理をしてください」とのことでした。そこでの娘さんの機転が素晴らしかったので、ご紹介します。娘さんをCさんとお呼びします。

https://youtu.be/uAOmKXE-Ags

Cさんは、傷口に自然医学総合研究所所長の大沼四廊先生が作られたパウダー状の酵素「命潤」を振って止血。次に酵素入りのローション(これも大沼先生の製品です)で傷口を洗い、ローションと「命潤」を浸したガーゼを貼り人工皮膚のようなテープで傷口を押さえました。すると、僅か3日間で腫れが引き、黒くなっていたアザが無くなりました。

今日の午前中に来院されたのですが、3日前の写真と比べると、その回復力に驚きました。そして、何よりCさんの機転の良さ、頭の良さに感服しました。Cさんは、

「お砂糖でも消毒できるんですよ。お塩だと痛くて無理ですけど・・・」

これらのことを知っているのと知らないのでは、人生そのものが違ってきます。確かに調べてみると、砂糖を傷口に塗った場合浸透圧の関係で、傷口には砂糖が入らず、反対に水を引き寄せるため、消毒できるとあります。ジンバブエで最も利用されている民間療法の一つだそうです。また、Cさんが思いついた酵素についてウキペディアで下記のように説明しています。

『酵素(こうそ、英: enzyme)とは、生体内外で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子である。酵素によって触媒される反応を「酵素的」反応という。このことについて酵素の構造や反応機構を研究する古典的な学問領域が、酵素学 (こうそがく、英: enzymology)である。

核酸塩基代謝に関与するプリンヌクレオシドフォスフォリラーゼの構造(リボン図)。酵素の研究に利用される、構造を抽象化した図の一例。

酵素は生物が物質を消化する段階から吸収・分布・代謝・排泄に至るまでのあらゆる過程(ADME)に関与しており、生体が物質を変化させて利用するのに欠かせない。したがって、酵素は生化学研究における一大分野であり、早い段階から研究対象になっている。

最近の研究では、擬似酵素分析(英語版)の新しい分野が成長し、進化の間、いくつかの酵素において、アミノ酸配列および異常な「擬似触媒」特性にしばしば反映されている生物学的触媒を行う能力が失われたことが認識されている。[1][2]

多くの酵素は生体内で作り出されるタンパク質を主成分として構成されている。したがって、生体内での生成や分布の特性、熱やpHによって変性して活性を失う(失活)といった特性などは、ほかのタンパク質と同様である。

生体を機関に例えると、核酸塩基配列が表すゲノムが設計図に相当するのに対して、生体内における酵素は組立て工具に相当する。酵素の特徴である作用する物質(基質)をえり好みする性質(基質特異性)と目的の反応だけを進行させる性質(反応選択性(反応特異性ともいう))などによって、生命維持に必要なさまざまな化学変化を起こさせるのである。

古来から人類は発酵という形で酵素を利用してきた。今日では、酵素の利用は食品製造だけにとどまらず、化学工業製品の製造や日用品の機能向上、医療など広い分野に応用されている。医療では消化酵素を消化酵素剤として利用したり[3][4]、疾患により増減する酵素量を検査することで診断に利用されている[5]。またほとんどの医薬品は酵素作用を調節することで機能しているなど、酵素は医療に深く関わっている。』

肉、牛肉、卵

なぜ、牛乳と卵がカラダに良くないのかが、森下敬一先生の著書「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」にしっかりと書かれています。それにしても、テレビでグルメ番組が流行り、大食いを面白がっている社会で、健康な子供たちが育っていくのでしょうか・・・日本は、今のところ長寿国といわれていますが、それは戦前、戦中を育ったお年寄りがおられるからです。私に関しては、両親が共働きだった為、明治生まれの祖母が食事を作ってくれていました。野菜の煮物と味噌汁に魚料理、お漬物といった質素なものでした。そのおかげで、元気なカラダになりました。

ところが、ファーストフードなどに慣れている最近の子供たち・・・・長生きできるのでしょうか?非常に心配です。

『アレルギーの原因となる牛乳、卵

また、肉と同列に並べるのは酷かもしれませんが、できれば避けたいのが牛乳や卵です。牛乳は、肉と同様に動物性タンパク質食品です。腸内バランスを崩して血液を汚すだけでなく、タンパク質のカゼインが、血液中に異種タンパク質として入り込んでアレルギー体質の原因となります。異種タンパク質は、人体のタンパク質とは異質のタンパク質のため、過度の免疫反応を引き起こすことがアレルギーを生むのです。

乳酸菌が含まれるヨーグルトは体に良いのですが、牛乳から作られるためにアレルギーを引き起こすことがあります。このため、アレルギーの心配がない米粉で作られたヨーグルトもあります。これは動物性タンパク質の悪影響を受けません。米を主食とする日本人のためのヨーグルトといえます。

卵のタンパク質も、腸の中で処理がうまく行われません。なま卵の場合は卵白が腸壁を通って、そのまま血液中に入り込んでしまうため、アレルギー体質やガン体質を作り出してしまいます。このほか、肉、牛乳、卵などの食品になる牛や鶏の飼育の際に、抗生物質その他の薬剤の混入された人工飼料が与えられるのも見逃すことができない問題です。こうしたことから、肉、牛乳、卵は病気を引き起こす食品の代表格といえます。

特に妊娠中の母親が肉、牛乳、卵を摂りすぎることは、胎児に多大な悪影響を及ぼします。動物性タンパク質食品は血液を汚しますが、女性や子供には、いっそう強く悪影響が現れるのです。例えば、重症黄疸を発症した新生児は「イエロー・ベービー」と言われます。この黄疸を引き起こしているビリルビンと言う黄色い色素が血中に病的に増えると脳神経にまで達し、ビリルビンの悪影響で新生児が脳性麻痺を起こしやすくなるのです。この重症黄疸の原因は、母子の血液型不適合によると説明されます。しかし、実は血液型不適合による重症黄疸は全体の12%程度に過ぎません。大多数は、母体の肉食過剰にある血液酸毒化(アシドーシス)が原因となっているのです。こうしたイエロー・ベービーを防止するにも、妊娠期間中は動物性タンパク質を食品を出来る限り避けることが大切です。』

出す

成長期の子供さんならば、1日3食は必要ですが、中高年になると1日1~2食で十分です。私は20年ほど前から朝食を抜いて1日2食の生活をしていました。最近では1日1食を基本とした生活をしており、24時間飢餓状態をあえて作るようにしています。この生活を続けるとお腹が空いた状態が気持ちよくなります。そして内臓をゆっくり休ましてあげていると言う感覚にもなります。お陰で、皮下脂肪も少なくなりました。玄米に黒豆や黒米を入れたご飯に、具沢山の味噌汁これだけで、十分です。大切なのは摂ることより、出すことという当たり前のことを森下敬一先生の著書で書かれているので、掲載します。

『「摂る」より「出す」ことが大事

現代栄養学では「朝食をしっかり摂ろう」などと言います。これは「朝一番にガソリンスタンドで満タンにしてから出勤しないと途中でガス欠が起こる」と言うのと似た発想です。人間の体を車体に見立てた考え方はわかりやすいかもしれませんが、生き物と機械は根本的に違います「まず入れることが大切」ではないのです。

森下自然医学の理論では、人体の生理は排泄が優先です。そもそも胎児時代の新陳代謝の産物「カニババ(胎便)」を、まず排出してから赤ちゃんの腸管機能は始動し始めます。また人生の第一声・産声も呼気です。大人になってからの呼吸にしても、まず吐くことが大事です。吐いたら、自然に吸うのが人体の呼吸の仕組みです。

「出してから入れる」は、人体生理の基本だと考えられます。たとえば、相撲の世界を思いおこしてください。相撲取りの朝げいこは朝食の前です。もし朝食をとってから稽古を始めたら、食物は全部土俵の上に吐き出されてしまうでしょう。朝7時の朝食がその日の生活エネルギーとなるわけではありません。その日1日の生活エネルギーは、むしろ前夜の睡眠中に仕分けされているのです。このため、相撲取りは稽古で猛烈な汗をかき、クタクタ、ヘトヘトになりますが、食事などせずに水と塩を口に含んでそれだけで頑張れます。事実、東洋医学の世界では、午前中は排泄の時間とされています。私たちはもっと、出すことの重要性に気づいていいと思います。』

先日、患者さんに朝食を抜くことをお勧めしましたが、中々聞き入れてもらえませんでした。しかし、森下敬一先生の著書「血液をきれいにして病気をふせぐ、治す」を紹介し、その理論を理解していただくと、納得され現在では、朝食を抜くことが出来るようになりました。健康になる為には、午前中に入れるのではなく、出すことが大切です。

モモとミミ

すっかり元に戻ったモモは、トイレを上手に出来ます(1ヶ月間、ウンコ、オシッコを所かまわずやって、私を悩ませたのです)。

「先生、ネコは凄いで・・・ワシの知り合いのとこ、ネコをようけ飼いよたんじゃけど、夫婦仲が悪なってから、ネコが逃げ始めて、結局残ったネコは2匹になってしもた・・・ネコは、人を見るけん、怖いよ。」

先週、患者さんからこんな言葉をいただきました。ネコへの愛情がなくなったと感じた時点で、別の環境に移動するようです。2才のメスネコ、モモは外に出すことをしていない分、不満をあちこちウンコ、オシッコで表現していたのです。そこで、患者さんがいない時は、モモとなるべく一緒にいるようにしています。そして、話をすることが一番大切だと思います・・・・ネコは言葉を理解できます。

そこで、京都の山奥・美山町(10数年住んでいました)で一緒に暮らしていたメスの白ネコ、ミミの事が気になりました。非常に利口なネコで、子供達が可愛がっていたニワトリにキツネが襲い掛かってきた時、勇敢にもキツネに飛びかかっていきました。我々も一緒に追いかけたので、キツネはニワトリを口から離しました。そんな、勇敢なミミをアメリカにも連れて行きました。前の妻の実家では、2匹のネコがおり、子供達もいつの間にか英語だけをしゃべるようになり、ミミも徐々にバイリンガルになっていったのでしょう・・・・でしょう、と書いたのは、離婚した私は、その後の生活を知らないからです。

モモの様子を見ていると、ミミとイメージが重なり渡米後の苦労が想像できました。もう、この世にはいないミミの分だけモモに愛情を注ぎます。