マノスへ

日本人の自然摂理に従った姿勢、呼吸法、歩き方を含めた動き、生き方、考え方を感受性を研ぎ澄ませることで体得出来るのが、カタカムナ(古代文字)と合気道を融合した魂合気だと思います。

魂合気の創始者、大野朝行先生の著書「カタカムナ・上古の生き方に学ぶことが感受性 生命の神業」に出会い、また1度だけですが先生のワークショップに参加出来、お酒もご一緒出来たのは素晴らしい体験でした。先生の著書の中で「マノスへ」という言葉が良く出てきます。これは、自然に沿った動き、姿勢の事でこの状態を保つことで、生命力、感受性が高まるとされています。

この姿勢の素晴らしさは、重心を踵(かかと)に置くことで、全身がゆらゆらたなびく感じになり脱力状態になることです。この状態になり踵(きびす)を自由に返すことで、四方八方瞬時に移動出来ます。また、やや不安定になることで、深層筋が無意識のうちに動きカラダを活性化するのです。

操体法の治療法で無意識の動きを活用することがあります。それを、日常の姿勢で常に深層筋の動きを強いることは途轍(とてつ)もないことだと思います。西洋文化の影響を受け、イスや靴の生活になり生まれてきた生活習慣病を、マノスへの姿勢を体得することで解消していけると思います。今後ともゆっくりとこの書を読み、少しずつ学んでいこうと思います。

今日、地下足袋を買ってきました。外を歩く時はワラジの代わりにこれがいいと思っています。

カラダと向かい合う

1日に3回もキャンセルが続くと、さすがに心が折れるものです。特に、連絡がなくキャンセルになっていると、外出(買い物)することも出来ず・・・・こういう時は、文章を書いて心を落ち着かせるのが良い様です。今日最初の60才代の女性患者Aさんは、目が疲れています。そのため、オデコにある目の治療点に2本置鍼して・・・・それからは、おしゃべりだけ・・・前回は、硬式ボールを畳に置いてAさんがその上にカラダを乗せ、ゆっくり気持ち良さを味あっていただきました。

Aさんは、何事も言葉で理解しようとするタイプでご自身のカラダに向き合っている時も、言葉で頭を通して理解しようとしているようです。別にそれが悪いことではないのですが、少し疲れるのでは・・・・・もっと、楽な方法もありますよ・・・・と、提案するのも治療の一つ。

前回は、硬式ボールを通してご自身のカラダに向かい合っていただきました。どうやら、この方法がAさんにとって、真新しいことだったようです。今回は、その体験から、ご自身に納得できる言葉による治療を望まれたようです。つまり、言葉による理解ではなくカラダに向かいあうという事がいかに大切であるかという事を、言葉で表現したかったようです。とにかく、私はお話を聞き、AさんがAさんの答えを見つけるまでお付き合いする・・・・そんな時間を過ごしながら、私の体験談も話したり・・・

気がつくと、次の患者さんがやや早めに来られたので、オデコの鍼を取り治療をして終了となりました。今後はどの様な治療になっていくのでしょう・・・なる様になるのでしょう・・・

ズボラ体操

最も寒い時期になりました。寒さに敏感な患者さんは、体調を崩しやすいようです。60才代の女性患者Aさん、夕食後、頭痛が起こり、時に心臓の鼓動を感じることもあるそうです。お風呂に入ると血流が良くなり頭痛もなくなるそうです。これは明らかに血液と関係があることを物語っています。人の体温は、朝起きた時は低く、午後4時に向かい徐々に体温が上がり、その後睡眠に向かい体温は下がっていきます。夕食後は血液が内臓に集中し、なおかつ体温も下がるので、カラダの天辺(てっぺん)は血液が少なくなるのも理解できます・・・・頭痛が起こりやすくなります。

さて寒い朝、目が覚めて体温が低い時に急に起き上がるのは、あまり良くありません。また、寒さのため起き上がりたくもありません。こんな時、私は「ズボラ体操」をするのです。布団の重みを利用してゆっくり足首を上げ気持ち良さを味わいます。左右の足を上げるのですが、同時にやっても片方ずつやってもいいです。この時、カラダはゆっくり全身が連動します。痛みがあればやめます。このパターンで足首を内側に回したり、外側に回したりしてゆっくり気持ち良さを味あえばいいのです。この時、脳内ホルモン、セロトニンが分泌されているはずです。セロトニンに関して、インターネットからの引用を下記に掲載します。

操体法創始者の橋本敬三先生は、大腿骨を骨折され病床につかれましたが、床ずれを作らなかったそうです。ずっとカラダを動かし続けて、気持ち良さを味わっておられたのだと思います。この動きを体得することは、年を重ねていくにつれ重要になっていくと思います。次回のYouTubeは、「ズボラ体操」を作ってみます。

『セロトニンは脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情のコントロール、神経の安定に深く関わっています。その働きは主に5つあって、まず第1は【大脳に働きかけて覚醒の状態を調整する】。実は朝起きて頭がすっきりしていく状況はセロトニンによって起こるもので、目覚めが悪くいつまでも頭がボーッとしている人は、セロトニンが不足している可能性があります。そして第2は【心の領域に働きかけて意欲を促す】。大脳の内側に大脳辺縁系という、意欲や心のバランスに関わる領域があって、そこにセロトニンが分泌されるとポジティブな気持ちがわき起こり、逆に分泌されない場合はネガティブな感情になります。そうなんです。第3は【自律神経への働きかけ】。自律神経は、夜寝ているときは副交感神経が優位な状態なんですが、朝目覚めてセロトニンが分泌されると、交感神経が優位に切り替わって、血圧や代謝が上がるなど身体が活動に適した状態になります。しかしセロトニンが分泌されなければ、身体がいつまでもだるい状態に。そして第4は【姿勢筋への働きかけ】。起床すると目がパッチリして背筋が伸びるのもセロトニンのおかげ。不足すると、背中が丸まったり、どんよりした表情になってしまいます。最後が【痛みのコントロール】。セロトニンには痛みの感覚を抑制する働きがあるので、欠乏すると些細なことで痛みを感じやすくなるんですよ。

どれも身に覚えがあるような…。漠然と「調子が悪い」と思っていたことが、実はセロトニン不足によるものだったのかもしれません。 』

 

硬球ボール枕

硬式野球ボールを3個置き、動かないよう工夫して枕にすると、朝の目覚めがスッキリ!

という報告が、70才代の女性患者Aさんからありました。Aさんは、朝目覚めるといつも肩が緊張しており、カラダをゆっくりほぐさないと、起きられなかったのですが、「硬球ボール枕」は、Aさんが寝ている間に、カラダをほぐしてくれているようです。その事を友達に伝えたところ、多くの友達が興味を持ってくれ、何と15個(3個×5人)のご購入がありました。

実際、硬式ボールの上にタオルを2枚ほど置くと、程よい硬さになり丁度、不眠に効くツボを押圧できるので、これは最高です。次回のYouTubeのテーマが決まりました。今日は詳細を書かず、YouTubeでしっかりと説明しようと思います。次回の制作は2月23日なので、3作は作るつもりです。

YouTube

YouTubeを制作して1年経ちます。これは、私が作っているのではなく有能なAさんが作っているのです。私は、大筋を考えそれらを修正してもらい、短時間で編集してもらっています。幸い徐々に視聴者数が増えて来ています。特に「バネ指を足で治す」は3月26日に制作して、最初の5ヶ月では150回位の視聴回数だったのですが、少しずつ増えてきて、この10日前までは、600回位だったのが一気に2倍の1304回数にまでなりました。

もちろん、何万回、何十万回もの視聴回数のYouTube が世の中には沢山あるので、比較にはなりませんが、コツコツ制作していた身としては嬉しい限りです。それ以上に嬉しいのは、コメント欄にバネ指が治らず、真剣に悩んでおられた方が、この動画でバネ指を治されたとありました。このコメントを読み、やってきたことは間違いなかったとつくづく思いました。

バネ指でお悩みのかた、このYouTubeを参考にしてみてください。それにしても、Aさんには心より感謝いたします。ありがとうAさん!

あぐらをかく

 

「あぐらをかく」とは・・・・

脚を左右に開いた形で、足首を交差させる座り方。男性的な座り方とされる。そこから転じて、堂々と、あるいはずうずうしくも居座っているさまにも用いる。「胡坐をかく」とも書く。

とあり、ずうずうしく努力をしない様を表現した言葉と捉(とら)えられています。これは西洋文化が日本に入ってくる前の言葉で、今の生活様式で「あぐらをかく」の意味あいなら、「テーブルに足を投げ出す」でしょう。そこで、「あぐらをかく」の意味あいではなく、あぐらをかいている状態を想像してして下さい。私は黒澤明の時代劇のシーンが浮かんできます。膝が床についた頭を頂点とした綺麗(きれい)な三角形で安定した状態。これが出来ない人が多くなったのは、やはり畳に座ることが少なくなったせいでしょう。

現在、患者さんに回転式の籐座椅子(高さ35cmくらい)に座ってもらい、私は床であぐらをかいて診断しています。治療時は片膝を立て、もう片方の脚は膝をついた状態で置鍼しています。これだと体重移動が簡単で、丹田に力が入ります。

「先生、1本1本の鍼がずしんと重い感じがする。」

とある患者さんから言われたことがあるのですが、きっと置鍼の姿勢が変わったせいでしょう。紺色の白衣にジーンズと足袋の様な黒い靴下を履いているので、ちょっと忍者風の鍼灸師になっている私ですが、忍者になったつもりで、丹田からエネルギーを送る意識はしています。

あぐらをかくと、足裏やふくらはぎを触ることが出来ます。カラダとの対話は大変大切です。イス生活に慣れた方は、もう一度畳で「あぐらをかく」生活を心がけるのも良いと思います。

ボール+バット=健康器具

 

硬式野球ボール43個を畳に置き、ゴムのホースでボールを囲い込んで、散らばらない様にある程度固定します。そして、中央部に穴の空いたクッションに硬式野球ボール4個置くと、しっかりとした枕になります。ゴムホースに囲われた43個のボール群は、健康ベッド。今日は、もう一つ野球道具を使って新たな方法を見つけました。その野球道具とは・・・・バットです。

バットは先端が太くて握る部分が細くなっています。そのため、畳に直接置くと、畳に対して斜めになってしまいます。ところが、バット中央部の細くなっていくところを、ゴムのホースに置くと、バットのラインが畳と平行になるのです。そこで、頭に置鍼した60才代の男性患者Aさんに、仰向けになって休んでもらいました。

「どうですか・・・感じは?」

「・・・ちょうど、背中やお尻の凝(こ)ったところにボールが当たって気持ちいい・・・・・バットは、ちょうどふくらはぎの疲れたところを刺激して気持ちいい。」

との事で、30分間・・・途中は熟睡されていたようです。この休憩方法は、治療法としても成り立ちそうです。希望される患者さんには、体験して頂こうとと思います。

怪我の功名

牛革の硬球を購入(現在、43個あります)したつもりだったのが、フェイクレザー硬球である事が分かり、患者さんにお売り出来ない事となりました。そこで、この43個を健康器具にすることにしました。色々考えた結果、ホームセンターで大きめのホースとジョイントを購入。

写真の様に、硬球を自由に動かせる事が出来る広さをホースで確保しました。そして、ゆっくりと仰向けになってみました。すると、思った通り気持ちがいいのです。カラダが勝手に動いたり、手で意識的に硬球を動かしたりして、気持ちのいいポジションを見つけます。

長時間仰向けになっていても、気持ちがいいので大丈夫・・・・というか、眠ってしまいそう。週1回通院されている80才代の女性患者Aさんが、右耳外耳炎で急遽(きゅうきょ)来院され、右耳周辺に4本置鍼しました。そこで、早速、左を下にして横向きになってもらいました。

「先生、これ気持ちいい・・・・これ、いいわ・・・・・眠ってしまいそう・・・」

私と同じ感覚の様です。

「どのくらいの時間保(も)ちそうですか?」

「・・・・10分くらいは、全然平気。」

「そしたら、OKグーグル、タイマー10分お願いします。」

「はい、10分ですね・・・では、スタート。」

という事で、10分ゆっくりしていただきました。横になったAさんと世間話をしていると、あっという間に10分が過ぎました。次回来られた時に、その後経過を教えていただく事を約束して、Aさん、ルンルン気分で帰られました。

硬球操体法

(どれがフェイクでしょう?)

硬球操体法

野球の硬式ボールを使って、患者さんにセルフケアをしてもらっています。これが、随分好評です。核、マントル、地殻で構成される地球と相似形をしている硬式ボールは、自然素材でしかも野球選手が最も握りやすい大きさになっているのですから、健康グッズとして最高です。とくに108ある縫い目が2~3mmの高さで曲線に配列されており、ツボ押しとして非常に効果的です。

「先生、硬球であちこち痛いところを、ほぐして何とかやれとる。これは、効くなあ・・・・ほじゃけど、先生こんな事しとったら、儲(もう)けにならんじゃろ。」

「ええんよ・・・・カラダに向かいあうきっかけになったら、それで良えんよ。」

 

当院では、硬式ボールを患者さんにお売りする様にしています。ところが、仕入れた硬式ボール、良く調べてみると「フェイクレザー」つまり、ニセ皮でした!道理で安いはずです。そこで、急きょ牛革の硬式ボールを仕入れ直して、今日から買っていただいた患者さんに、本物のボールを買って頂いた個数だけお渡しするようにしています。

手にとった感触が違いますし、年期が経つと益々ニセ者と、本物の輝きが違ってくるはずです。本物は使えば使うほどしっくりとした色合いになっていくはずです。患者さんには、ニセ物と本物を使ってもらい、その差を感じてもらいたいと思います。とにかく、治療以前にセルフケアが大切なのです!

硬球って?

硬球を使用してセルフケアというのを、提案しているのですが・・・・そもそも、硬球とはどんなものなのか、ほとんどの人は分かっていません。

硬球とは・・・・・・コルクの芯をゴムで覆い、それを細い毛糸でしっかりしばり続け、本来の大きさの3/4くらいの大きさにしたものに、綿の糸をしっかりコルクの芯に伝わる様に巻き込んで原型を作り、牛革でしっかりと覆い赤糸で縫った3トンの衝撃にも耐え得るボールです。

ここで注目するのは、①全て自然素材②製造過程で硬球の芯に力を集約した塊を形成していることです。ここが、テニスボール、ゴルフボール、ソフトボール、軟式野球ボールと違うところです。

この硬球こそ、身近な健康器具なのです。その理由は、コルクの芯に向けて圧力を掛けて制作したため、硬球を手にした時、自然と芯を感じることが出来き、その芯を感じ動くと自然な動きになるからです。

製造過程が全て芯のまた芯に集中しているという硬球・・・・3トンの衝撃に耐える力がある・・・・納得出来ます。