反省

 

70才代の患者さんの症状を全く改善することが出来ず、1日反省した結果、操体法をもっとしっかり取り入れた治療法も作っていこうと考え始めました。操体法では、「ヒカガミ」という診断方法がありますが、これが膝診にあたります。具体的にいうと、膝窩仰向けになり両膝を立てた患者さんの膝ウラに中指で押圧し、圧痛硬結を探し出します。その後、患者さんの足甲に手を当て患者さんの足先を背屈してもらい、膝窩の圧痛硬結を取消していきます。

これは、山元式新頭鍼療法における膝診の胸椎の診断及び治療にあたります。鍼を刺さなくても、同じ結果を残すことはできます。頭の代わりに足に見つけた治療点を今後分析することで、より良い操法が生まれる可能性はあると思います。ボチボチやっていきます。