草引き

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この2週間で、8回来院されている70才代の女性患者Aさん。ストレスのせいか、左肩に痛みがあり、物が2重に見えたり、頭が孫悟空の輪っかのように締め付けられるような頭痛などに見舞われていたのですが、徐々に回復し、気分が随分軽くなってきたそうです。

そのため、天気が良かった昨日は、3時間も畑仕事をし、背中に当たる太陽の光を楽しんだそうです。

「草引きをすると、肩が凝って硬くなるんじゃけど・・・・」

「それはね、小指を使ってないけんよ。」

「小指?こんなに小さいけん、使えんじゃろ。」

「何言っとるん・・・・身体運動の法則に重心安定の法則ゆうのがあって、そこで、足は親指、手は小指というのがあるの。」

「そんなの知らん・・・・誰も教えてくれんもん。」

「そしたら、今から教えてあげる。座ったままで右手の小指を意識してゆっくり腕を真上に上げてください・・・・この感覚を覚えておいてくださいね。今度は右手の親指を意識して親指側を伸ばしてください・・・・・どう?」

「・・・・えっっ、全然違う!」

「そうじゃろ、親指を意識して伸ばしたら、サイドブレーキをしたままで動いとる感覚じゃろ?」

と、まず体感していただくのが一番。その後、解剖学的に「足は親指、手は小指」となる説明をして、やっと、草引きの仕方をお教えしたのです。草は小指を内側に回しながら肘を正中線に向かって引き込むようにしないと、肩が凝ってしまいます。多くの人々は親指を使って力任せに草引きをしていると思います・・・・これだと、草引き=肩凝りの図式になります。ご注意ください。