マスターズ甲子園

中高年の野球大会マスターズという甲子園を目指す愛媛県予選が、明日準決勝。

それに参加する40才代の男性患者Aさん、前の試合で頑張り過ぎて両膝に水がたまり、歩きづらい状態です。先日治療して、かなり良くなったのですが、またぶり返してきました。

前回は、膝に水が溜まっているのに氷水で膝を冷やしませんでした。それを反省し、しっかり氷水で冷やすこと10分。Aさんも納得の様子です。

それからは、いつものように膝診をして頭に刺鍼7本。後はG点という耳の後ろにある膝治療点に3本ずつ合計6本刺鍼。

山元式新頭鍼療法では、膝を肘にある圧痛点に刺鍼して治療します。今回は、肘の治療点に一番細い鍼を刺しAさんの様子を伺いました。

「あああ~、随分動けるようになった・・・・・(四股を踏むポーズで)、あっ、これで守備できそう。奇跡!」

さあ、明日の結果は?

なぜ描く

https://youtube.com/shorts/1mWVI-0gK5M?si=rpaz4sgj_mJDWksC

 

指先からは、確実に磁気が出ています。その指先を患者さんの頭に近づけると、微妙な波動を感じます。そのとき、診断点である膝ウラに反対の手の指先を触れているのですが、微妙な反応を感じ取ることが数多くあります。この2か所からの反応を感じれば、頭の治療点が確かなこととなります。

この感覚を磨くために、絵を描くことが最適なのです。

完全なる妄想

 

 

耳鳴り治療点を考える2

耳鳴り治療点は、耳の穴を中心にキレイな半円形を描いて存在します。これは、筋膜の中でも深部にあるデイープ・フロント・ラインという流れの終焉の側頭部にあります。

多分、山元式新頭鍼療法(YNSA)創始者・山元敏勝先生は、この美しい半円形を見て閃いたのではないか、と推測させていただきます。先生の感性、美意識は異次元なのであの形状を見られて、確信されたのではないかと思います。

耳は外界に触れなおかつ、デイープ・フロント・ラインと繋がりがある・・・・それならば、耳の穴から、当分に美しい位置の治療点がある・・・・と思われた・・・完全な妄想です。明日は、興居島絵を描いて寝ます。

耳鳴りを考える 1

耳鳴りに聞く治療点。

山元式新頭鍼療法(YNSA)では、しっかりとあります。耳中央部を中心に側頭部に円を描いた個所の圧痛を探し出すのですが、効きます。

なぜ、山元敏勝先生がこの治療点を見つけられたのか・・・先生が、天才だからなのです。

しかし、それでは前に進みません・・・考えます。

耳は特殊な器官、側頭部に穴を開けて脳中央部近くまで外気が入る構造になっています。こんな器官は耳だけ・・・今日はここまで、明日もう一度考えます。

感覚を磨く

感覚がどれだけ大切か。

やっと分かり始めました。感覚を磨くことが、良質の治療になるのです。山元式新頭鍼療法の創始者、山元敏勝(医師)先生の感覚に少しでも近づくこと・・・・・全くレベルが違う。この事実をしっかり分かった上で、無理せずやれる範囲でやればいいのです。

感覚を磨くには、趣味の「描く」なんです。

認定試験

(興居島出張で、IPad を忘れてしまい、IPad で描けずボールペンで描いた船中の目の前にあるもの・・・・ボールペン難しい・・・IPad 最高!)

 

 

10月27日に山元式新頭鍼療法(YNSA)の認定鍼灸師試験が東京であり、受けたのですが・・・1ヶ月以上経ったのに全く連絡がありません。たった2人の受験なのに・・・・

と、諦めていたのです。

しかし、今日「合格!」の連絡がありました・・・・・私にとって、1ヶ月が2ヶ月くらいに感じていたのですが、理事の諸先生方は多忙で、しかも生活圏が全く違うため、中々合流することが出来ない状態だったのだと思います。やっと、その機会を得ての検定だったのだろうと推測いたします。

愛媛県では、初めてのYNSA認定鍼灸師となります。これからもよろしくお願いいたします。

お灸って素晴らしい!

 


「先生、宅配の人が来て慌てて出て行ったら、転んでしもて膝打ってしもた。」

「あらら・・・そうなんじゃ、そしたら今日は、鍼しようか?」

「鍼は痛いけん、いかん。」

「そうか・・・分かりました。お灸をしましょう。」

ということで、足に見つけた膝の治療点3ヶ所に合計30壮。

「これで、どうですか?」

「・・・・・ホントじゃ、ようなっとる。まだ、強めに押したら、ちょっと痛いけど、ようなっとる。先生、ここにせんねん灸してもええん?」

「そうそう。」

「そしたら、印つけといて

ということになり、青マジックでしっかり3ヶ所印をつけて、お灸の効能を色々説明したのです。三陰交(さんいんこう)というツボにお灸をすると逆子が治ったり、妊婦の方はおへその周りにお灸をすると、首の坐った元気な赤ちゃんが生まれるとか・・・・ホントですよ!

描く楽しさ

久しぶりに目の前にある患者さんが座る籐(とう)のイスを描いてみました。描く感覚は、患者の治療点を見つける感覚と同じことが分かったので、ほぼ毎日絵を描くことにしたのです。やはり、描くことは楽しい・・・・その上、この感覚が患者さんのためになるのです。こんな素晴らしいことはありません。そうなると、毎日が楽しくなるのです!