今日は、興居島出張治療。
明日から明後日にかけて台風がやって来そうな気配・・・・ただ、愛媛県は、石鎚山という霊峰があるため、台風の被害が少ないのは確かです。雨はパラつくものの、無風状態。台風接近の雰囲気はまだまだありません。
患者さんがいつの間にか、9人となり本日はそのうちの8人の治療。1人1時間以内で、朝8:00~16:00まで続けての治療となります。
「先生、姉がお灸がええゆうて言うんです。お灸してから、夜よう眠れてトイレで目が覚めんようになった言うんです。ほじゃけん、あんたもやっておもらい・・・って、姉が言うんです。」
「そしたら、今日はお灸だけにしましょか?」
と、本日の治療方針が決まりました。お姉さんは幼い頃からお灸をしてもらい育ったようで、手足にお灸の跡が白くたくさん残っています。ここにも、日本で最もお灸が盛んだった愛媛県が、色濃く反映されています。手作りのモグサの話をしていると、
「先生、そういえばここ(興居島)で、線香を作ってた所があって・・・・お寺の下のお店で売ってましたわ。」
「ええええっ、すごいな・・・」
と、自給自足的昔生活を、思い浮かべ・・・・ふっと私が幼いころ、「四国は、他のところより何でも遅れとるけん・・・・それで、ええんよ!」と思っていたことが頭をよぎりました。凄いぞ四国!興居島!