患者さんの語り

患者さんが幼いころ、お祖母さんのお祖母さんが語ってくれた話の続編です。

「そこで、小さな田舎の小さな庄屋でも、年に一度、小作人に大盤振る舞いをせないかん日があるんです。その日だけは、小作人が土間から上がって畳に座って宴会できるわけです。山奥じゃけん、普段は海の魚なんか食べれんわけですな。ところが、その日ばかりは朝上がった海からの幸を取り寄せ、刺身にして昼間からドンチャン騒ぎ・・・・これをせんと、小作人はついて来れんのですよ。」

「なるほど、それこそハレの日ですね!」

と、昔の田舎生活を偲ぶのでした・・・・おしまい。

漫画本

医師・真弓定夫先生の「空腹健康法」をしっかり読んで、毎日空腹を楽しんでいます。おかげで、健康そのものです。私は患者さんに触れて治療をします。最近では、触れる前に指先で感じる感覚が大切であると分かり始めました。そんなに触れるか触れないかの微細な感覚は、空腹だと感じやすいのです。

満腹で血液が消化器系に集まっていると、指先の感覚は間違いなく鈍ります。3食それぞれ満腹にしている中高年の人達は余った血液で脳、肝臓、肺など重要な器官に回すため、十分な活動は出来なくなります。機能が低下し体温も低下していくのです。そうすると、免疫力も低下。病気になるリスクが増えます。

この様な単純明確なことを、真弓定夫先生は、薄っぺらい漫画本にしておられます。今回は、真弓定夫先生の漫画本が待合室に8冊揃いました、いつでもご覧ください。

遠視

楽譜が読めなくなり、遠近両用のメガネを作りに行きました。すると、

「乱視に老眼、それから遠視が入っていますね。」

「ええええっ、遠視!」

ちょっと驚きましたが、納得出来ました。裸眼で遠くの山をみると、くっきり見えるのに気づいてはいたのです。夕方から夜になると、乱視が優っているのか、ぼやけますが、昼中は遠くがよく見えるのです。69才になってこんな経験が出来るとは思ってもみませんでした。

明日の音楽練習は、100均で買った老眼鏡で何とか楽譜を読みますが、明後日には、遠近両用メガネが出来るので楽しみにしています・・・・興居島で一服しながら。

恩師

今日は、10時過ぎまで治療ができ、充実した時間を過ごせました。ありがたいことです。今日は患者さん8名中3人は野球関係者。大学時代、本当にお世話になった故功力(くぬぎ)監督に何一つ恩返しすることが出来なかった私。芸術専門学群に籍を置きながら、野球をやっていることを大変喜んでいただき、Tシャツのデザインや、ウインドブレーカーのワンポイントデザインを任されたり・・・・本当にありがとうございました。

「功力先生、野球では本当にお世話になりました。お陰様で、野球関係者の患者さんが来院されることが多くなりました。これも、全て功力先生の注がれた愛情のおかげです。愛媛野球のお役に立つ様、残りの人生を治療家として過ごし、功力先生に恩返しいたします。」

また、教えていただきました。

「最近、YouTubeばっかり見てるんで、目が疲れる・・・でもね、面白いのよ。ペットボトルを切って土入れて、人参🥕を育てることが出来るのよ。苗じゃなくて、種からが面白いの!種なんか100均で売ってるんで十分。でもね、ペットボトルの底に栄養が行き渡るるようにして、上の方は培養土で育てると、立派な人参が出来るのよ。」

と、治療に入る前から、興味あるお話をいただきました。

「ええええ、すごい!・・・・ああああそうか、ボクなんか毎日サントリーの安ワインを飲んでいるんで・・・・このボトルは人参栽培にはいいかも?」

「先生、それいいわ。長い人参が出来そう。」

「そうじゃね、これは面白い・・・・・」

で、早速やってみようと思います、乞うご期待!

最新の四股踏み

 

NHKテキスト 趣味どきっ!「古武術に学体の使い方。」の66ページに舞の海秀平さんが「四股は楽をしようと思えばいくらでも楽が出来ますが、基本通りしっかり踏むと、10~20回で疲れてしまいますね。」とおっしゃっています。

そこで、私の挑戦は、「たった10回の四股で汗を流す」でした。YouTube にあげているように4リットルの焼酎ボトルを2本背負って基本通りの四股を、超スローモーションで行うことにしたのです。

この超スローモーションは、足底を吸盤の状態にしなくてはなりません。床を噛むといった感覚。比較的簡単なのは、重心を片足にかけて反対の足を上げていく動作。これは、たとえ4リットルのボトルを2本背負っていてもバランスさえ取れていれば、ふらつくことはあまりありません。ところが、上がり切った足を徐々に下ろす時の方が柔軟性とバランス感覚が必要となってきます。

この2~3日で、この足の下し方が身に付いてきました。これが、上手くいくと、7~8回くらいから左脇から流れてくる汗を感じ、9~10回くらいに肘まで流れてきます。室温を少し上げると、もう少し早く汗が出てきます。

この四股をした後、塩を入れた朝風呂。すると、汗が吹き出してきます。そのため、1日に1~2回の着替えをしています・・・とても、気持ちがいいのです!

興居島

明日は、興居島。

今回は7名の鍼灸治療、準備万端で乗り込みます。

最高の人生を味わっています。

はさむ

 

先日の大社高校対早稲田実業の試合を見て、野球の醍醐味をつくづく感じました。

野球というスポーツは、「投げ、打ち、走り、守る」という全く違う動作を当たり前に繰り広げます。このようなスポーツは、あまり多くはないと思います。

それだけに、全てを極めるのは難しい・・・・・しかし、大谷翔平選手だけが、その全てを極めようとしています。

で私。

とても、野球を語ることはできません・・・極めようなどと思ったこともなく、ただ楽しくやればいい、という思いで野球をしていました。そんな男でも、もっと上手くなりたいという思いはあるのです。

ある日、2年先輩のSさんから、

「佐伯、チョット来い。あのな、バッテングは、キン◯マはさむ・・・・これさえ出来たら、ボールが飛ぶ。やってみい!」

「・・・・こうですか?」

「おおおお~、そんな感じ。で打ってみ~」

S先輩のいわれるままにバットを振ると・・・・・飛ぶは、飛ぶは・・・・で、これにハマってしまい、どんなことがあっても、「フルスイング」しかしなくなったのです。たとえ、2ストライクになって打撃不利な状態でも、「フルスイング」していました。

なんで、「フルスイング」・・・・気持ちいいから・・・・ホントに自己中でした。

と、打つだけは、少し話すことができる私でした。

なぜ畝(うね)を作らないのか

70才代の女性患者Aさんとの会話です。

「私の畑は、水源がないのでいつも大きなペットボトルを、台車に乗せて運んでいるの。だから、普通の畑のように畝(うね)を作ったりできないの。畝を作ると水は高いところから低いところに流れてしまい、水がすぐになくなる訳よ。そこで、ずいぶん昔テレビで見た砂漠で野菜栽培している畑を思い出したの。砂漠では、少ない水を有効活用するために、穴を掘ってその中に種を植えるの・・・・そうすると、水が流れ出ないでしょ。」

「なるほど!」

「で、やってみると、上手くいったの。水をずいぶん嫌うスイカなんかは、この方法で沢山取れるの。毎年、失敗して来年こそは、上手くやろうと考えるのが、凄く面白いの!」

「なるほど・・・素晴らしい!」

いつも、患者から教えていただいています。

ツユクサ



昨日、新しいオーナーの指示通り畑を放置すると、ヒマワリが勝手に咲いてしまい、ツユクサが生えて畑を覆(おお)ったと言いました。普段は、ツユクサは畑に悪い草として、引いていたのですが、そのツユクサ、食べられるそうなのです。そこで早速、生のツユクサを食べてみると、全く癖もなく美味しいのです。そこで、PCからコピペ。

『開花時期は6~9月。ですが、採取のタイミングとしてベストなのは開花前。若葉の状態のツユクサのほうが柔らかく、調理するのに適しているからです。サラダなどにとても向いています。

ただ薬効を期待するのであれば、花が咲いたものを採取しましょう。植物は開花中が最も元気だといわれています。

ツユクサの食べ方

ツユクサはクセやアクがほとんどなく、どんな調理法にもよく合うので、普通の野菜と同じような感覚で使って大丈夫です。柔らかい葉や茎は生のままサラダにしたり、ゆでて和え物やおひたし、煮びたしにしたり。さらに炒め物や酢の物、天ぷらなど、いろんなバリエーションが楽しめます。』

で、おひたしにして食べました。茎の部分がやや硬いので、先端の柔らかい茎と、葉っぱだけで食べると美味しいと思います。次回、やってみます。