音楽

 

昨日は、あじさいクラブのメンバー4名と、知人3人でmoon glow(ムーングロー)という生演奏できるバーに行きました。滑川渓谷での大失敗の経験から、しっかりチューニングして、2曲間違うことなく気持ち良くベースギターを弾けました。My wayと愛の賛歌・・・これから徐々に増やしていきます。

それにしても、アメリカ・ロサンゼルスでプロのミュージシャンとして成功しているAさんの演奏は圧巻でした。どんな曲でも楽譜を見ないで迫力ある楽しい演奏をされます。松山という地方都市にいながらこんな時間を過ごせるなんて・・・これからは、松山です!

最近の患者さん、何故か音楽関係者、音楽愛好家が増えてきています。私は全く音楽とは縁がない人間で、音楽にコンプレックスさえ感じていたのです。それがどうでしょう・・・大好きになってきています。鍼治療と音楽が融合できれば面白いですね。実際、患者さんには好きな音楽を

「OK グーグル◯◯の曲をお願いします。」

で、患者さんの好きな曲を聴いてもらいながら、治療をしています。患者さんに様々なことを伺っていくと、鍼と音楽の融合治療が生まれてくるかも知れませんね。楽しみです♪

Kuromori


月に2回(第2、第4日曜日)東温市の実家で、近所の人達に出張治療をしています。今日はその治療日。ところが、キャンセルがあったりで暇(ひま)なので、近くのKuromoriという喫茶店でゆっくりしています。過疎化したところの喫茶店で経営出来るのか・・・ちょっと心配でしたが、結構流行(はや)っています。車の往来も多く、松山市から見れば素敵な奥座敷です。駐車場もあり、5台ほど止まっています。

窓越しには、雨滝(あまたき)という龍神が住むという小渓谷があり、日本一のお米(穂田琉米:ほたるまい)の販売店もあります。歩いて2~3分の所に金毘羅寺と惣河内神社があり、車で10分走ると、夏目漱石や正岡子規が訪れた白猪の滝があり、松山市から遊びに来るには穴場です!

店内はジャズが流れ、雑然と並んだイスと机が心地よく看板娘が美人(私のいとこの娘)!このKuromoriは、マウンテンバイク愛好者の拠点となっており、近くの山にマウンテンバイクのコースが2カ所あるそうです。県外からわざわざこのコースを乗りに来る人もいます。

元々このKuromoriは、大きな酒屋さんで私が小学校の時、集団登校の待ち合い所でした。Jさんというおじさんが、いつも戦争の話を面白おかしく喋ってくれるので、朝から元気をもらって登校していたのです。昔は、必ずそんな変なおじさんがいたものです。多分、Jさんの魂がこの空間に漂っているのでしょう・・・・人が集まって来ました。気がつくと11名程席についています。

この地区の棚田は美しく、愛媛新聞でよく取り上げられています。豊かな山から流れる川からの水と、海抜250mの寒暖差が美味しい米を稔らせるのです。どうやら、人々はその素晴らしさに気づき始めているようです。看板娘、大忙し!・・・・がんばれ❣️

己を知る

ハリ、やいと、お灸、鍼灸・・・一般の方には、取っつきにくい、そして敷居の高い、非科学的で胡散臭(うさんくさ)いものと思われているかも知れません。ましてや、頭に鍼(はり)を刺すなんて・・・と、なります。そこで、山元式新頭鍼療法(YNSA)の鍼灸師として、いかに敷居を低くするかを考える必要があります。

例えば、季節が良い時期に野外で行われるエコをテーマとしたフェスティバルなどに、参加しテントを設置して、施術をするのは良いかも知れません。人々の前で施術を見ていただくことが大切なのかも知れません。特にYNSAは、即効性があるので現場で立ち会った人々に実感していただく良い機会だと思います。

また、頭に鍼を刺すことに恐怖を感じる初診の患者さんは、YNSA学会に認定されていませんが、足に見つけた治療点にパイオネックス(皮内鍼)を貼る治療の選択もあり・・・とするのも一案。

実際、今日初診の患者さんで鍼に恐怖心を持っている50才代男性患者Bさんに頭か足か選択してもらいました。やはり痛くない足のパイオネックスの治療となりました。診断点がある肘周辺の圧痛点がなくなっても、Bさんの訴えている個所の痛みが軽減しても、どこか不安、疑問を感じている様子でした。そこで今年亡くなられた野村克也元監督の言葉が、浮かびました

「よい仕事をするには、「己を知ること」が大切。その上で、さらに相手を圧倒する何かを考えることが大事」

私は、己をまだよく知っていないようです。今日の私の態度、治療姿勢のがどうも変だったのかも知れません。最近床に敷いたマットの上であぐらをかいての診断をしていたのですが、初診患者Bさんには、その事がすでにに変で胡散臭(うさんくさ)い状態だったのかも知れません。そこで、写真のように患者さんと座って向かい合うようにし、マットを共有することにしました。初診の患者さんに対する第一印象にもっと気をつけなければなりません。

敷居を低くする前に、敷居を高くしている己の態度を改めて見直す必要があったようです。

来年のカレンダー

来年のカレンダーを作ります。令和4年は、平成34年、昭和97年となります。昭和生まれの人には、令和が加わると、何かとややこしくなって計算しづらくなるので、平成34年、昭和97年というのを加えたカレンダーにしました。これだと、私の娘(平成3年生まれ、平成8年生まれ)息子(平成6年生まれ)の年齢が、計算できます。

写真のようにちょっとポップな感じで仕上げました。ただ、カレンダー作りとしては、スタートが遅いので印刷所の方々が、超スピードで見積もりしてくださるそうです。今回は、見積もり額に合わせて販売するつもりです。カレンダー自体時代遅れで、ipadやスマホでカレンダーを済ます若者ばかりなので、昭和生まれでカレンダーに書き込みをしているご家庭用となります。そのため、鉛筆でも書き込みが出来る画用紙の様な素材にしました。私が描いた用紙と同じものです。

どのように販売するのか・・・まだ考えていません・・・とりあえず、来院された患者さんからになりそうです。

大失敗

昨日は、東温市滑川渓谷の楓荘の庭で、3世代が楽しめるイベント、「秘密基地で遊ぼう」というイベントに参加。あじさいクラブのベースギターをしましたが・・・・散々な結果になりました。朝チューニングをして、練習はバッチリ。ところが、滑川渓谷という湿度、気温も全く違うところで、機材の調子も良くなく(故障していたようです)ハウリング連敗、練習する時間がなく・・・すっかり、チューニングするのを忘れてしまいました・・・・結果は、言うまでもないものとなりました。

メンバーのリーダーが寺内タケシさんのお弟子さんなので、その後は場を盛り上げてくれ、大いに盛り上がったので、一安心でした・・・・最低のベーシストデビューとなりなしたが、良い勉強になったと、良い方に捉えています。これから、もっと練習するぞ!

保護猫クロロはどうなる?

 

 

保護猫で黒猫のクロロの行方

クロロを里親Aさんにお渡ししました。クロロはこれからどうなるのか・・・しばらく、Aさん宅に戻り次の飼い主さんが見つかるまで飼われます。しかし、それでも見つからなかった場合は、猫カフェに行くことになるそうです。現在、松山市内には4軒の猫カフェがあるので、そこに回される可能性が出てきます。そこで、たった4軒しかない猫カフェに保護猫が行ける確率を考えてみるには、猫の出生率を調べる必要があります。そこで、調べたのが下記です。

『ヒトや犬など多くのほ乳類は「自然排卵」といって、メスが排卵する前後のわずか数日のうちに運よく交尾があれば受精(妊娠)する仕組みになっています。
これに対し、猫は交尾をした刺激で排卵します。いわば精子を迎えるように排卵が起こるため、交尾すればほぼ確実に妊娠します。これを「交尾排卵」といい、ほ乳類の中でも猫とウサギなどごく一部の動物しか行わないめずらしい妊娠形態です。
猫は単独行動を好むなわばり動物で、ふだんはオスとメスが別々にくらしているため、少ない交尾の機会に確実に妊娠できるようなしくみになっていると考えられています。
猫は日照時間が長くなると発情するので春(2~4月)が発情期といわれていますが、子育て中でない、栄養状態が良い、人工光の明るさなどの条件が揃えば一年中いつでも交尾、出産することができます。

人        犬            ねこ
排卵のタイプ: 自然排卵       自然排卵        交尾排卵
妊娠できる日: 1ヶ月に6日間位 1年に1~2回。5日間位    1年中いつでも
妊娠期間: 約10ヶ月        約2ヶ月         約2ヶ月
産まれる子の数 1人         4~5頭         4〜8頭

猫の妊娠期間と出産について

猫の妊娠期間は約2ヶ月(60~68日)で、一度の出産で平均5頭(4~8頭)出産します。
そして、約2ヶ月後に子猫が離乳すると次の妊娠が可能になります。その子猫も生後6ヶ月前後で繁殖可能年齢に達するので、繁殖サイクルが非常に速いことが特徴です。
また、猫は交尾によって排卵、受精が起こるので、タイミングがあえば2頭のオス猫の子どもを同時に妊娠することがあるなど、妊娠率・出産数の高い動物です。
環境省は計算上、1匹のメス猫が3年後には2000頭以上に増えると試算しています。』

1匹のメス猫が3年後には2000頭以上に増える・・・・・到底、猫カフェが4軒しかない松山市ないでは無理な話です。それで、保健所で処分していくのです。

これだけで、保護猫に関して活動されている方々のご苦労がよく分かります・・・私に、一体何が出来るのでしょう?・・・分かりません・・・

モモ「井の中の蛙」で十分

(メス黒猫クロロがケージに入り、ゆっくりしているモモ)

すっかり我が家に慣れたメス黒猫クロロは、部屋をゆったり歩き回り、本領を発揮し始めました。体力、年齢、頭脳、胆力全てにおいて、先住メス猫モモを圧倒しているクロロは、プロヘビー級ボクサー対アマチュアボクサーくらいの差があります。モモが鼻をクロロに近づけた瞬間、クロロが威嚇。モモは怖がって小さくなってしまいました。この瞬間で覚悟を決めました。

モモにとってクロロの存在があまりにも大きく、狭いアパートでの快適な生活は難しい・・・明日、クロロを里親さん宅に戻そう・・・と。

そこで、クロロを再びケージに戻しました。すると、モモが伸び伸び部屋を走り回って喜んでいます。実際、里親さん宅でクロロを見た時、能力的に優れているクロロとは、合わないと感じ、1度お断りの電話を入れていたのです。しかし、里親グループの方々から、試してみてから決めればよいと説得されお預かりしたのです。やはり、その選択は正しかったようです。我が家におけるモモとクロロの行動で納得しました。モモが、「井の中の蛙」で幸せに過ごせば、それで十分。

早速、明日里親のAさんが、患者さんとして当院に来られるので、クロロをお渡しします。

モモとクロロ

 

黒猫クロロが、少しずつ我が家に慣れてきました。もうケージに入れると事なく先住猫モモと同じ空間で棲み分けしています。クロロは好きな押し入れで、ゆっくり過ごしています。モモは、ネコタワーを占領しているので、今のところ立場上はモモが優位に立っています。しかし、時間の経過と共に、立場が逆転しそうです。モモの体重2.8kgに対してクロロ5kg、威風堂々のクロロは、モモの猫パンチを全く無視して、天井を見てゆったりしてます。モモの存在が眼中に無いかの如く振る舞っているため、モモはただオロオロするばかりです。

しばらくは、この棲み分けが続き徐々に距離が縮まってくると思います。クロロが優しく利口なため、喧嘩をすることはあまり無いと考えます・・・・多分、気がつくと立場が逆転しながらも良好な関係ができるのでは・・・・と、希望的観測をしています。

黒猫クロロが我が家に

本日は、黒猫クロロの受け取り日。約束の10時に里親さん宅に着くと、保護猫グループの方が2人来られていました。そして、色々と丁寧な説明を受けました。

「猫は、環境が変わると薄暗いところを好んで、しかも狭いとこに逃げます。ですから、ケージを覆(おお)う布をかけて、1面だけ見れるようにするといいです。」

確かに、メス猫モモが、逃げた場所が流し台の引き出しだったことを思い出しました。一日中探しても見つからず、何気なく引き出しを引くと、モモのお尻が出てきたのには、驚きました。今考えると、この猫の性質を知っていると、もっと早く引き出しからモモを見つけることが出来たかも知れません。

「それから、クロロは里親さんが大変可愛がってエサをあげたので、5kgになってしまいました。」

「えっっ、4kgから?・・・・ちょっとダイエットしますね。」

クロロは、現在布に覆われたケージの中のトイレに身を寄せて、水もチャルチュールも口にしません。ハンガーストライキの状態です。これで、少し痩せてくれることを願っています。私自身が「少食派」ですので、クロロにもそうなってもらいます。せめて4kgくらいには戻ってもらいます。

「それから、先住猫ちゃんを一番に考えてあげて下さい。それが最も大切です。」

2~3ヶ月もかけてやっと私と空間に慣れてきたモモに、ジェラシーを感じさせることだけは、しないように心がけます。とここまで書いたところ、モモがいつも以上に私のところへ来て甘えています。耳のいいモモは、クロロの小さな鳴き声を聞いてとなりの部屋に猫がいることをもうすでに、知っている様です。

ちょっとこれから、どんな展開になっていくのやら・・・ちょっと心配だし、楽しみです。

もっと自然にオープンに

患者さんのアドバイスで、待合室兼治療室の松板(まついた)壁面に子供達の幼い頃の写真を飾ったのは、本当によかったです。これを機に、治療の姿勢を変更しました。患者さんは籐(とう)の回転イスに座っていただき、私はそれより少し高いイスに掛けて治療をしていたのですが、今回から、私が床に座る事にしました。すると、壁に飾った子供達の顔が、私が患者さんの頭部に鍼を刺す時、壁に飾った子供達の顔が、しっかり見え応援してくれている様に思えるのです。

また、患者さんより目線が下の方が威圧的でなく、しかも従来のイス座りよりも下半身を安定させ丹田を使う武術をしている様になります。これは、意外な発見です。より一層、姿勢を意識して指針し、1本1本の威力を増していきたいと思います。

患者さんのアドバイスに耳を傾け、実行すると思わね展開もあります。例えば、フルスイングをしている私の写真から、私が松山東高等学校で野球部であったことが分かり、

「それじゃ、私の大先輩だ・・・私も松山東出身です!」

となり、今までの患者さん対鍼灸師という立場プラス松山東OB同士という関係も生まれて来ました。これは、「私とはこんな人間です」と、心を開いた結果の産物です。元々オープンな性格だったのが、コロナ禍で萎縮していたのかもしれません。もっと自然にオープンに!