先週の金曜日から、しばらく気分が落ち込んでいたのです。その理由は、命の次くらいにに大切な「鍉鍼(ていしん)」という刺さない鍼が無くなったからです。この鍉鍼は、東京医療専門学校のM先生が使っておられた金鍼を、歯科技工士の友人が型取りして銀鍼に完全コピーし「自由新型週末へ」と書いてくれた、唯一無二のものなのです。
それが、無くなった!・・・・この落ち込み具合は、尋常ではなかったのです。しかし、平然と治療はこなしていきました・・・最近では、無くすことの無いように、100均で買った透明のハンコ入れに保管するようにしていたのですが・・・・ちょっと、油断してしまいました。
先日は、友人と一緒に鍼灸院で探し続けたのですが、「ここには、無い」と結論が出ました。そこで、今朝から2階の我が家を大捜査。『必ず、ここにある!絶対見つかる!』と念じながら、畳を見つめていると、キラッと光るもの。
「あった!」
思わず大声が出ていました。
どうやら、ズボンのポケットに入れていた鍉鍼が、ズボンを物干し竿にひっかけたとき、落ちたようです。
教訓:鍉鍼は治療後、必ず100均ハンコ入れに納めること。