「牛乳はモー毒?」の連載をしていたのですが、その連載のマンガ本を出張治療のお宅にお貸しすることにしました。そのお宅では、牛乳が良くないという噂を聞いたことがあるのですが、毎朝、豆乳と牛乳を一緒にして飲んでおられるため、にわかには信じられないそうです。
私が生まれた昭和29年は、戦後からまだ9年しか経っていませんでした。そのため、石手川の橋下には、トタンを集めた簡易の家で生活している人々がいましたし、軍服を着た足の無い人がアコーディオンを弾いて、小銭をもらう姿がありました。そんな戦後が高度成長を歩む一歩手前、「鉄腕アトム」「鉄人28号」が子供達のヒーローとして登場。そのコマーシャル、つまりスポンサーが、明治乳業、江崎グリコ乳業だったのです!
「マーブル、マーブル、マーブル、マーブル、マーブルチョコレート」
「グリコ、グリコ、グリーーコー」
純粋無垢な子供達は、未来のロボットと、勧善懲悪のロボットと乳製品に夢をみていたのです。この2社以外に森永乳業も
「大きいことはいいことだ!」
で牛乳製品の売り上げを伸ばしていったのですね。
これによって・・・・これ以上書くのをやめます・・・ご推測を。