牛乳はモー毒 6

地球には、おっぱいで育つ動物が4000種類いるのに、唯一人間だけが、他の動物のお乳を飲むという不自然な生活をしていると、官兵衛先生が子供たちに話します。

「全身には血液が流れています。そのうち脳へ行く血液と心臓へ行く血液と乳房へ行く血液にはどこか違いがありますか?」

「同じです!」

「そうです。そして乳房へ行った血液がお乳になるのです。乳と言うのは白い血液なのですよ。血液型の違う血液を輸血すれば、死んでしまうのに、他の動物の白い血液である牛乳を静脈に注射したら間違いなく死ぬでしょう!」

1986年昭和61年、東京医科大学の松延正之先生は、過去に行われた次のような実験結果を報告しています。

「牛乳を滅菌的にとって、静脈注射をすると、牛の子供は死なない。ところが、人間の乳を牛の子供に注射すると、牛の子供は死んでしまった!」

「人間の乳を滅菌的にとって、人間の赤ちゃんに静脈注射しても死なないわけですけれど、牛乳を人間の赤ちゃんに静脈注射したら死んでしまうのです。それだけの異常反応を起こすわけです。」

「静脈注射の場合、ダイレクトに血管に牛乳が入ってくるから激しい反応があるわけですが、口から取り入れても急激な反応が起こらないから、逆に怖いのです。」

「だから牛乳栄養に頼りすぎることには、私は反対です。」