2ヶ月前から週1回のペースで来院の男子高校生B君。左腰痛で腰椎分離症と診断されました。高校のスポーツ選手での腰痛は、腰椎分離症と診断される場合が多いのです。そこで、PCからコピペします。
『腰椎分離症は、初期の段階であれば局所の安静や鎮痛剤などの保存療法(手術を避ける治療)が有効です。そのためには早期に発見することが重要で、スポーツに伴って発症し、上体を後ろに反らすと誘発される腰痛が続く場合には、MRIなどによる精査が必要です。腰痛分離症は発症後早期であれば、多くの場合、保存療法のみで治癒することが期待できます。激しいスポーツに伴って発症することから、まずは原因である運動を一時的にやめることが求められます。加えて、腰部の安静を保つため硬性コルセットを使用します。こうした治療により、分離した腰椎の癒合と痛みの消失が期待されます。
そのほか、骨盤周囲の筋肉を伸ばすストレッチと筋肉の強化を行うことが有効です。治療後は症状や画像所見を確認しながら安静解除や運動の開始を検討していきます。分離症が治っていなくても強い痛みが持続することは多くありません。腰痛を繰り返すことがありますが、ほとんどは保存治療で改善し、日常生活に支障が出ることは少ないようです。腰痛予防には、腹筋・背筋の強化などが大切です。保存療法を行っても痛みが治まらない場合や神経症状がある場合には、手術的な治療介入を行います。腰椎分離症から腰椎すべり症まで病状が進行している場合には、脊椎固定術を行います。』
とあります。B君の場合、初期の段階なので、無理な練習をやめて治療に専念することにやっと納得してくれているようです。そして、セルフケアの仕方を徐々に指導しています。今日は、動画にある骨盤矯正を指導しました。
B君の場合、初診の頃は、珍しく右脚の方が長かったのですが、今回はいつのまにか右脚が短くなっていました・・・・これは、治療の成果では・・・・と思っています。