底冷えの京都で

冬の京都は、底冷えがします。

北白川にあるロンドクレアントの茶室は、ガラス窓に障子の二重窓にもかかわらず、エアコンだけでは、やはり寒いです。そのため、本日の治療はお灸のみと決めました。しかも、手首、足首から指先までに限定。

50才代の女性音楽家Aさん、肩凝りに悩んでいます。

「私、今日はガチガチ❣️中年のおばちゃん4人で、USJに行ったの。もう、キャーのたんびに、しがみついて、そのたんびにガチガチ。『あんた、20分待たなアカンで~って並んだところが、急流下り。あんた、これ濡れるんちゃうの~~』って乗ったら、最前列。バチャ~と水かぶって、パンツまで濡れて・・・まあ~~夕方には、乾いたけど・・・」

嬉しそうに語ってくれます。 足先が冷えてしまっているので、右足の指と指の間(左右合わせて8つあるので、八邪=ハチジャと言います)4カ所と、第一趾(親ゆび)の第二趾(人差しゆび)側にある圧痛点にお灸。室内が寒いこともあって、やや強めの火加減で、5~10壮ほど施術。

次に、右手中指の第一関節の圧痛点2カ所にお灸を5~7壮ほど。

右側だけ限定して施術すると、左側も勝手に緩(ゆる)んできます。そのため、左側は要所の施術をすれば十分です。

「どうですか?」

「首が回る❣️背中がゆるんだ❣️」

やはり、寒い時はお灸が一番です。