ロンドクレアントというギャラリーの茶室をお借りして、治療をしています。ところがこの茶室 、出品作家の宿泊所となる場合もあります。
今回は、午後7時からは出品作家さんの使用時間帯となり、私は利用できません。
そこで、急遽(きゅうきょ)大徳寺の一室をお借りして、ご夫婦お二人を同時に診ることとなりました。ここも茶室です。
奥様のAさんは、膝痛。昨夜右足が、こむら返りとなり膝から下にコリがあります。こういう時こそ、「足ウラに鍼」です。丁寧に診ていくと膝痛ならば、親指側に圧痛点があります。左右の足ウラに5本ほど置鍼して休んでいただきます。
旦那様のBさんは、左右前腕に痛みがあります。山元式新頭鍼療法(YNSA)では、前腕を膝で診ます。イラストのように前腕の圧痛点に対応する膝の圧痛点に鍼を刺しては抜いていき、Bさんに前腕の痛みの有無を確認していきます。
ある程度Bさんの前腕が良くなったので、膝ウラに置鍼して休んでもらいます。
今度は、奥様のAさん。
足ウラの鍼を抜いて状態を伺うと、
「わ~~、軽い・・・でもここに痛みが残っています。」
そこで、膝の痛みに対応する肘の圧痛点に鍼を刺して、徐々に圧痛点を少なくしていきます。十分納得するまでやり、Aさん終了。
旦那様のBさんも膝を丁寧に刺して、前腕の痛みがほぼ無くなり終了。
2人同時治療は、ご夫婦ならば問題無いようです。
京都出張治療という場に身を置くと、思わぬ発見があり楽しいです( ^ω^ )