東京、御茶ノ水駅から徒歩1~2分のところにあるソラシティという大きなビルの一階で、YNSA初級セミナー1がありました。
ここでのビッグサプライズは、山元先生、山元先生の奥様ヘレンさん、そして娘さんの美智子先生が参加されたことです。
今回のセミナーは、キャンセル待ちメンバーが、51名集まったグループ。その心意気に感動された山元先生が、わざわざお越しくださったのです。本当にありがとうございます。
早速、山元先生の治療が始まります。
いきなり、英語で先生が質問。
一瞬、教室全体が・・・「???」
「ハッハハハ・・・・・&€※$$・・€§・・・どうですか?」
「左膝の痛みを取っていただきたいです。」
40才くらいの女性Aさん、左膝蓋骨(お皿)の感覚がなくなり、激しい痛みとなり、過敏になっていくというサイクルがあるそうです。
「一方だけ?」
「はい、左です。」
「ちょっと手を見せてもらっていいですか・・・ここが痛いですね(左の合谷)・・・A点でしょう・・・ちょっと下の方に・・・ここに圧痛点がある」
等と、山元先生は、説明をされながら合谷診と治療を続けられます。ところが、置鍼はほとんどA点(おでこ中央部の生え際よりやや下)にmm単位で置鍼が密集しています。
「この線(A点付近)より下に膝関節があるんです。」
どうやら、山元先生は新たなソマトトープ(小さな人型)をA点の下の部分に見つけておられるようなのです。A点が出発点で再び出発点に戻られ、もっと奥に小さな螺旋状のソマトトープ(小さな人型)を感じておられるようです。
そのため、初級コース方々には「???」の連続だと思います。幸い、私はいきなり宮崎市での山元先生の臨床見学を、4日間(2日コースを2回)したため、流れがある程度分かります。
「これと、これ・・・これですか・・・痛いですねえ・・今、膝は?」
「上がなくなり(痛み)、下にあります。」
山元先生がA点付近に置鍼。
「足が暖かくなりました。」
「ここ(A点の下)に膝関節がある、顕微鏡で見たらいいくらい。」
今度は、膝痛に対応する肘の圧痛点に一本置鍼されます。
「まだゼロじゃないけど・・ちょっと痛い・・」
「まだちょっと残っている・・・B点なんですけど、ちょっと刺していいですか?」
「暖かいです!いつも冷えているので・・・暖っためても、暖ったまらないのに( ^ω^ )」
A点付近に5本肘に1本の置鍼でした。(Aさんの写真を撮ってないので、置鍼数が1本くらい違うかもしれません)