3年前から、頭痛に悩んでいる40才代の女性患者Cさんの続報です。
「先生、先週は良くなかった。金曜日の夕方から、頭をしめつけられる様な痛みがあって・・・土曜日は、映画を見ていても痛くて集中出来なかった。」
前回の治療では、いつもは足に刺していた鍼を、頭頂部に刺したのですが、それが良くなかったようです。
私の山元式新頭鍼療法(YNSA)は、初級のレベルです。まだまだ、頭部だけの置鍼では、無理があることを、実感しました。
また、足への置鍼が有効であることも分かりました。今後とも、天城流との併用治療も含め、患者さんに最適な治療を目指したいと思います。
そこで、今回は、イラストのように、しっかり足に15本置鍼しました。しばらく経って、
「先生、痛みが、鼻の横の狭い部分だけになって来た。」
「あっ、そう?そしたら・・・・ここ、痛い?」
「痛い❗️」
足の甲中央部の圧痛点に鍼を刺して抜く事3回。
「もう、痛くない」
頭部の痛みが無くなったCさんが、こんな事を言って帰られました。
「先週は、痛さのあまり手を強く押し当てんといかんかった。6月になってこんな痛いんは、初めて!・・・・そこで、ふっと思ったんは・・・・・・随分良くなって来ているんやな~~っ❣️」
痛みは色々な事を教えてくれます・・・・痛みに感謝。