3日前に、「ケンビキだけが、痛いんじゃ・・・ここよ。」と来院された運送業を営む50才代の男性患者Cさん、本日も来院。
「どうですか?」
「やっぱり、ケンビキ(肩甲骨痛)が気にならい。」
「そうなん・・・また、ガニ股になっとるね~」
「気をつけとるんじゃけどな~~」
そこで、今回は人工芝の上に置いた陶器の球の上を歩いてもらう事にしました。ゴルフボール位の大きさ。この上に足ウラを置き、体重を乗せると、
「痛っっっった‼️・・・これは、無理じゃ・・歩けん」
「痛かろう・・けど、ちょっとガマンして・・・・やれる範囲でやってみて・・・」
痛かろが、どうであろうが、7分間自身のカラダと付き合っていただきました。その後、前回同様、肩甲骨に対応する腸骨周辺の圧痛点を探しますが・・・・なかなか見つかりません。
「前は、すぐに見つかったのにな~」
「あんまり、ここじゃ!ちゅうとこが、ない・・・」
などと言いながら、臀部に3本置鍼し、20分程ゆっくりしていただきます。鍼を抜いた後、
「Cさんもう一度、人工芝の丸い石、歩いてみます?」
「・・・・う~ん、歩いてみよか」
するとCさん、歩けなかった丸い石を、嫌々ながらも歩けました。
「歩けるようになっとる・・・やっぱり、足ウラが大事なんじゃ・・・」
「そうじゃろ・・・土台じゃけん。」
Cさん、足ウラが柔らかくなると、ケンビキ(肩甲骨痛)が気にならないようです