60才代の常連の男性患者Aさん、体調が悪くなると、当日電話で来院。平均すると月に2回くらいの治療となります。本日は、左腰外側に痛みがあります。
合谷診をして、頭に置鍼した後、Aさんに左腰の痛いところを教えてもらいます。
最近は、左腰痛ならば、左肩の圧痛点に刺鍼する治療法で対応しています。山元式新頭鍼療法(YNSA)を治療の中心に置くと、明確な造形がイメージできます。
子宮内の赤ん坊は、おへそが中心で、渦巻き状に成長を続けます。これは、山元先生が見て閃(ひらめ)かれたクモの巣の造形につながります。
おへそがクモの巣の真ん中。Aさんを小さくして、大の字になってクモの巣にかかってもらいましょう。勿論、クモの巣中心に、Aさんのおへそがあります。
すると、Aさんの左腰圧痛点が、同じラインの左肩にも圧痛点として出ています。その左肩圧痛点に刺鍼すると、左腰圧痛点が消失していきます。すると、新たな圧痛点が出てきます。それも、このラインを見ながら刺鍼して治療していきます。
今回のAさん、最後の最後のに、
「先生、左の足の小指側に一カ所、もの凄く痛いところがある」
と右足親指で、場所を教えてくれました。そこで、Aさんの左手小指側に圧痛点を探します。
「痛い‼️先生、そこめっちゃ痛い‼️」
圧痛点に刺鍼。
「先生、痛ない‼️」
素直なカラダのAさん、ありがとうございます!