3年前から、頭痛に悩んでいる40才代の女性患者Cさんの続報です。
「先生、先週はあんまり、調子よくなかった・・・・でも、この2日間は調子が良くなった。」
前回は、
頭骸骨⇄仙骨
下顎骨⇄寛骨(腸骨+坐骨+恥骨)
頚椎⇄腰椎
の相関関係で、左下顎骨が痛いCさんに対して、左腸骨の圧痛点に鍼を刺し、頭頂部Kソマトトープ(小さな人型)の下顎骨に対応する個所に8本置鍼したのですが・・・・少し、本数が多すぎたのかもしれません。
今回のCさんは、左あご(左下顎骨)以外に、後頭部と首にも痛みがあります。
合谷診(人差し指と親指の間の触診)から上腕診(肘窩横紋の触診)をし、左頭部に7本置鍼。
その後、ベッドに移動し、うつ伏せになって戴きます。
頭骸骨⇄仙骨
の相関関係から、後頭部(頭蓋骨)に痛みのあるCさんの仙骨圧痛点に鍼を刺します。3本ほど刺すと、
「先生、効いてる。痛みが取れました。」
後頭部の痛みは取れたので、今度は、左下顎骨。
下顎骨⇄寛骨(腸骨+坐骨+恥骨)
この関係から、左腸骨の圧痛点に鍼を刺していきます。
「先生、効いてる。ナンカいいみたい。」
という事で、仙骨と腸骨の圧痛点にパイオネックス(円皮鍼)を貼り終了としました。
今回は、今まで以上に手ごたえがあります。来週の来院が楽しみです。