夜行バスで、8時間、京都に着きました。北白川に向かう市バス、いつもなら満員になるのですが、ガラガラです。観光シーズンが終わった束の間の静寂。都市そのものが、この様な人の波を時間とともに、作り出しているのでしょう。
月一回の京都出張は、私の中でも生活の波をいい形で作っています。患者さんにとっても、私の治療院に来院され、生活の波を作っておられるのだと思います。また、カラダの治り方も、アップダウンの波を繰り返しながら、徐々に上向きになっていくパターンが多いようです。
海に生じる波は、主に風が作りあげるそうです。台風が接近した時を想像すれば、強風が大波を作ることは、容易に理解できます。今晩は、これから私に大風が吹き、大波が襲ってきます。20才代の青春ど真ん中の頃出会った友人が、イスラエルからやって来たのです。我々は、ニューヨークのブルックリンミュージアムアートスクールのクラスメート。ニューヨークのデイスコでイベントをした仲間です。彼は、亀を描き続け、イスラエルでは有名な芸術家になりました。
お互いの息子が、ニューヨークのブルックリンで生活し、お互いが映画関係の仕事をしているのも、不思議な縁です。もしかしたら、二人はもうすでに出会っているかもしれません。今は、彼に会いに行く地下鉄に乗っています・・・・ワクワクの大波が待っています。