昨日の、「勝手に動く」レポートの右膝以外に、もう一ヶ所、カラダに違和感がありました。それは、左手親指。
鍼灸師にとって左手親指は、圧痛点を見つける大切な指です。圧痛点を見つけて、皮膚に直角に爪を立てる時に使います。山元式新頭鍼療法(YNSA)では、爪を軽く立てるため、左手親指に痛みは感じないのですが、体幹部の圧痛点を強く押圧すると痛みます。
そこで、左手と同側の左足親指の圧痛点を探します。丁寧に探すと、カラダが飛び上がるほど痛いところがあります。そこにパイオネックス(円皮鍼)を4ケ。これで、左親指の痛みが軽減しました。しかし、痛み残っているため、寸6の3番鍼(長さ50mm直径0.2mm)の鍼先を圧痛点に触れる様に刺します。
「痛い‼️」
鍼先が、触れているだけで、カラダが無意識に逃げ回ります。足先は、繊細な上に筋肉も薄いので、震えるような動きが止めどもなく続きます。
『パイオネックス(円皮鍼)が効くっちゅうのが、よう分かる‼️』
と、カラダを通して実感出来ました。
これで、右手親指で強く押圧しても痛みが、ほぼなくなりました。あとは、パイオネックス(円皮鍼)を数日貼った効果を確かめたいと思います。