指が鍼3

1年前から、膝痛、足ウラのしびれ、腰痛で週1回のペースで通院される60才代の女性患者Aさん。膝痛、足ウラのしびれ、腰痛はなくなりました。現在は、体調管理で来られています。今回は、腰に張りがあるそうです。

合谷診(人差し指と親指の間の触診)、上腕診(肘内側の横紋の触診)、首診をしっかりした上で、治療後の変化を確認することにしました。

Aさんは、鍼よりも指で軽く治療点に触れるだけの方が、合っているようなので、3か月前から鍼を刺していません。

写真にあるようにVの字が、コリや痛みがあるところです。Vの字の中央部に一が引かれているのは、コリや痛みが無くなったことを意味しています。10カ所の内、9カ所無くなっています。随分確率が良いので、今後Aさんには、これを継続していき記録を残していこうと思います。今回触れるたのは、3カ所。

①上腕診より、オデコ(A点、脳点)→左の胃腸が動く

②首診より、側頭部(右内臓点胃、左内臓点腎)→右の胃腸が動く。左ふくらはぎが、熱くなる。

③左右肩甲骨→右こめかみに反応。左アゴ(下顎骨)に反応。

②③の反応は、ツボの流れ(経脈=膀胱経、小腸経)と関係がありそうです。

③左右肩甲骨は、腰の張りに対応する治療です。腰の張りはなくなりました。

今回の症例は、専門的で分かりづらいと思います・・・申し訳ございません。