京都出張治療2日目
ラグビーをしているガッチリとした体型の40才代男性患者Bさん。1カ月前にギックリ腰のような状態になり、2週間前から太もも、膝、ふくらはぎにも痛みが出て、仕事に差し支えるようになりました。
合谷診(人差し指と親指の間の触診)では右手に反応があるのですが、上腕診(肘内側の横紋の触診)では全て左腕に反応があります。そこで、もう一度合谷診をするのですが・・・
やはり、右手に反応があります。本来、この合谷診で右手に反応があれば、右側からの治療をするのですが、上腕診では、全て左腕が反応。仕方なく、左側から治療に入ります。
脳点、A点(それぞれ、オデコ中央部の生え際)に1本づつ置鍼。Bさんのカラダは素直に反応して、1回でゆるんくれます・・・これで、脳幹と頸椎が整いました。
次に、胸椎をねらいます。先日の山元式新頭鍼療法(YNSA)上級セミナー1では、Iソマトトープ(小さな人型)をしっかりと習いました。そこで、Iソマトトープの胸椎(左側頭部)に置鍼をします。3本置鍼でやっとゆるみました。
さて、これから肝心の腰椎。左耳と、もみあげの間の圧痛点に2本置鍼。
「痛っっったあ・・・これは、効いてます‼️」
「・・・・Bさん、腰・・・どうですか?」
「頭が痛くて・・・・腰どころじゃ・・・・腰・・・あれ?ウソみたい・・・いい感じ」
「歩いてみてください。」
「・・・・大丈夫・・・・大丈夫です‼️」
あとは、30分ゆっくり布団で休んいただき、終了としました。山元式新頭鍼療法(YNSA)は、しっかりポイントを抑えると、効果があるようです。
ロンドクレアントで見つけたベラスケス(画家)風の陶板