鍼が嫌いなのに、鍼灸院に通院している40才代女性患者Aさん。
先週は風邪のため、キャンセルとなり、2週間ぶりの来院となります。最近、私を含め風邪をひいている方が多いようです。これは、真冬にもかかわらず、三寒四温の様な天候が続き、カラダがうまく調整出来ていないからだと思います。
Aさん、咳こみがあり、肩甲骨と肩甲骨の間(胸椎5番)が痛いそうですが、カラダの調子はいいそうです。確かに上腕診(肘内側横紋の触診)、首診を前回と比べてみると、反応点が60~70%に減っています。
上腕診:左頸椎、左脳幹、左小脳。
首診:右腎、右肝、右大腸、右小腸、右肺
:左腎、左膀胱、左大腸、左三焦、左肺
上腕診から、基本治療を行います。治療点はオデコ中央部にあるので、鍼の代わりに指を軽く触れます。これを6~7分続け、自律神経を整えます。
次に、首診から気になった腎の側頭部の内臓点に軽く指先をおき、6~7分。
今度は、Aさんの気になっている胸椎5番。Iソマトトープ(小さな人型)の胸椎5番あたりに軽く指先をおき、6~7分。最後は、側頭部の12内臓点の肺に軽く指をおき、6~7分。その後は、ゆっくり20~30分ベッドで休んでいただきます。
最後に、上腕診、首診をしてビフォー、アフターの確認です。
改善したのは、上腕診:左脳幹、左小脳。首診:右大腸、右小腸、右肺、左大腸、左三焦、左肺。
鍼を刺さなくても、よい結果が出ています。
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