昨日、検診があり陰性だった50才代の女性患者Bさん、検診のため絶食していた反動で、しっかり食事を取りました。
今日は、両肩と右股関節が痛いそうです。早速、合谷診(親指と人差し指の間の触診)、上腕診(肘内側の横紋の触診)と首診をします。
合谷診:左(これで、左側から治療する事になります)
上腕診:左頸椎、胸椎、腰椎、脳幹、大脳、小脳
:右腰椎
上記の圧痛点が、頭部8本の置鍼で無くなりました。これは、基礎治療で脳、脊柱を整え自律神経を活性化します。鍼を刺した瞬間に上腕の圧痛点がゆるみ、その後30分以上の置鍼をする事で、効果が上がります。
首診:左腎、膀胱、肝、大腸、三焦、肺
:右腎、膀胱、胆、大腸、三焦、胃、脾、小腸、肺
(今回は、検診のストレスか、反動の大食いのせいか、圧痛点が多くあります)
上記の圧痛点が、側頭部12本の置鍼で無くなりました。これで内臓が整い首がゆるみます。
「左の肩は良くなっんですけど、右肩がまだ痛いです・・股関節もまだ痛みがあります。」
「・・・・そうしたら、今日は胸に鍼しましょうか?」
最近は、胸部ソマトトープ(小さな人型)がマイブームなのです。左胸骨と鎖骨付近の圧痛点2カ所に置鍼。
「どうですか?」
「・・・・・あっ、大丈夫・・・軽くなりました。」
「後は、股関節ですね・・・・・ここ痛くないですか?」
胸骨の下部にある圧痛点に1本置鍼をします。
「・・・・股関節、良くなりました。」
後は、フォークソングを聴きながら40分ゆっくりベッドで休んでもらいました。
胸椎から肋骨が出て、胸の中央部にある胸骨でしっかり留まっている・・・ということは、胸骨にもの凄い圧がかかっています。肋骨は、大事な心臓、肺、肝臓などの臓器を守る役目があります。よっぽどの圧でしょう・・・その上、最近ではスマホ、パソコンなどを見続け、胸骨に圧がかかりっぱなし・・・・
胸部ソマトトープへのマイブームは、しばらく続くかも・・・
(青いシールの個所に置鍼)