畑でお話

「先生、きゅうりはドンドン大きなるけん、柵はしっかりしとるんを作らんと、倒れてしもたらいくまい・・・・横の竹は2本じゃのうて、3本にした方が、丈夫じゃ。」

と、指導していただいたのはご主人。

「ネギときゅうりは相性がええけん、近くに植えて、トマトはあんまり水あげられんよ。ナスは逆にお水が好きじゃけん・・・近くに植えん方がええんよ。ニラは虫予防にええけん・・・ニンニク、セージ、パセリなんかも虫が来んようになるけん、上手いこと植えたらええわい。」

と奥さん。
9時から診察なのですが、畑を見ながら会話が弾んでいき、ついには愛媛が誇る農業の仙人「福岡正信さん」の話にまで展開していきます。お二人は、何度も福岡さんの農場を訪れ、その作業の様子を見学されたそうです。このような患者さんを治療する幸運に改めて感謝です。診察を始めたのは、9時30分からでした。

午後からの患者さんの奥さんが、家庭菜園に凝っておられます。患者さんが、治療後ベッドで寝てもらっている間、畑で野菜話。

「土と水が大事。水は水道水だと良くないですよ・・・雨水が一番いい。松山市で雨水タンクを設置すると補助金が出るんですよ(100リットル〜200リットル未満なら3万円)。野菜の出来が全然違います。」

「・・・・そうか!確かに・・・考えます。お風呂に水素水を使っているんじゃけど・・・これを使うのが一番手取り早くかも・・・・」

などと、色々アイデアが生まれて来ました。
柵は3本横竹を入れしっかり出来ました。ニラとネギも植え替えしっかり水をあげたのですが、夜の9時現在、大雨。天気予防をしっかり見ないと農業はできません😭。