徐々に変わっていく待合室

 

 

 

高校時代の野球部先輩が、愛媛県立美術館で作品に座りこんでいる私の写真を撮ってくれました。その写真を引き伸ばしラミネートでコーティングし、下さいました。

待合室に、物を置いてゴチャゴチャしたくなかったのですが、開院して4年目となると、患者さんから戴(いただ)いたり、治療法の変化により、待合室も少し様変わりしていくようです。

美術館の写真を書家から戴(いただ)いた「夢」の下に貼り、ちょっと面白い本を数冊置くようにしました。美術館で使用した木は、クスノキ で待合室に置いてある木もクスノキ 。そのため、違和感がないだけでなく、作品との関係性も示してくれているように感じます。

また、最近の患者さんは、頭に置鍼した後、待合室で過ごすことが多くなりました。理由の一つは、後頭部に置鍼することが多くなり、うつ伏せの姿勢でのベッド休憩より、待合室でゆっくりする方が楽な患者さんが増えたからです。

そこで、ちょっと気になる本を置くようにしました。その本について会話がはずんだり、ちょっとした勉強会が始まったり・・・・結構楽しんでいます。