私の祖父、祖母、父、母みんな先生でした。こんな環境で育つと、先生しか出来ない・・・というか、他の商売は無理と幼い頃から分かっていました。いずれは「先生」と呼ばれるはず・・・・
と、思っていました。どうせ、「先生」と呼ばれるんだったら、色々な事をやっておこうと思っていました。
その結果、全てが中途半端な生き方。しかし、納得しています。なぜなら今になってやっと「鍼(はり)の先生」として生きる覚悟が出来たから・・・・この年(現在、65才)になって、先生と呼ばれて違和感がなくなりました。
待合室に置いてある父親の小冊子「つぶやき」より、
妻が退職して婦人会副会長を1年しての感想で、「教員ほどボランティア活動に参加しない人はいないのではないでしょうか。やめてみて、教員時代の私が恥ずかしい。」と、私も鉄槌(かなづち)で頭をなぐられた思いでした。
これからです。