高校バレー部の主力選手B君、1カ月前に右肩が痛くなり、3週間練習を休みました。そして、1週間前から練習を開始したのですが、再び痛くなり来院となりました。
「まず、膝の圧痛点を見つけて、それを取ることで自律神経が整うんよ・・・・そのあと、足首の圧痛点を見つけて痛みを取って、内臓を整えてから、肩の痛みの治療をします・・・・それでいい?」
「はい。」
ということで、B君の圧痛点を探したのですが、さすが元気な高校生、あまり圧痛点がありません。結局4本の置鍼で終了しました。
「そしたら、これから痛い右肩の治療になるよ・・・・ここ痛い?」
「痛いっす!」
B治療点というオデコの中央部生え際にある個所に置鍼をします。
「どう・・・・肩動かしてみて?」
「・・・・・痛くない・・・・・ちょっと引っかかりがあるだけ・・・・」
「そしたら・・・・ここ(C治療点というヤンキーが剃り込みを入れる個所あたり)は、どう?」
「痛いっす!」
「・・・・・・・・どう?」
「・・・・・・・えっっっ全然痛くない!・・・・・・痛くない!」
同伴されていたお父様も、びっくりされていました。
「◯◯君、膝痛いって言っとたろ・・・紹介したらええ・・・」
と本当にありがたい言葉をいただきました・・・ただ、鍼(はり)に関しては、一般的に痛い、怖い、ウサンくさいというイメージがあるようです・・・・まだまだ普及出来ていません・・残念。