骨盤調整その2

本日は、明日制作のYouTubeの台本です。

なぜ骨盤にズレが生じるのか?

全ての人々にとって、右利き、左利き、効き目など生活する上で、やり易い動きがあり、それが生活習慣となり自然と歪みが生じ、骨盤に現れる。特に利き手ばかりを使う仕事の場合、顕著に現れると考えられる。

傾向1、右利き→左重心→左骨盤が下がる(左右差がある人の80%は、左脚が長い)

傾向2、生活習慣でカラダの歪みについて考えていない

→考えてたとしても、どうしていいか分からない

解決方法

操体法の快高圧(今昭宏先生の造語)

快高圧のメカニズム

同じ姿勢をとり続けたり、使い過ぎたりして、血流が悪くなったり、強張(こわば)った筋肉を伸展させ、軽く屈曲する動きに抵抗を与えることで、悪い個所に圧力がかかり、血流を促す。

結果、強張(こわば)った筋肉が緩む。

二人で行う方法

傾いている左足カカトを施術者が親指で押し上げ骨盤の左側を肋骨に近づける。すると、反対にある右の筋肉(腹横筋、腹斜筋)が伸びる。

そして、患者さんに縮んだ左脚を踏み込んでもらうと、自然と右脚が徐々に縮んで右の筋肉(腹横筋、腹斜筋)に圧力が掛かり、右の縮んでいる筋肉の血流が良くなり、緩む。

一人で行う方法

左右差確認方法

1:仰臥位で内踝(うちくるぶし)の位置を比較しどちらが長いか確認

2:1で確認出来ない場合

足を半歩前に出して、左右どちらが重心安定なのか確認→安定している側が長い(骨盤が下がっている)可能性大。

柱の角に骨盤の下がっている側の足(カカト)を押し付け、膝が軽く浮く状態(骨盤を上げている)を作る。

→カカトを柱に踏み込むと、反対の脚が縮んで圧力が掛かりやがて緩んでくるため、左右差がなくなる。

一人で行う方法 その2

仰臥位で長い方の脚の膝を立てて、短い方の脚を立てた脚の間(お尻と足の間)に置きます。短い側の股関節を伸展し、長い方の足(カカト)で、短い側の足首からふくらはぎを押し込む。