上腕診と膝診併用

本日、11月27日(金)愛媛県のコロナ感染者14人。その多くが松山市在住の方のようです。
あじさいの杜鍼灸院は、完全予約制のため、待合室で次の患者さんが待つということはありません(そのため、待合室を治療室に変更してしまいました)。治療時間は、約60分で次の患者さんの予約時刻は前の患者さんから90分遅れで取っているため、30分の余裕があるのです。随分ゆっくりしていて、こんなのでいいのかな〜?って思ったこともあったのですが、このコロナ禍では、密を避けるための得策でした。

今後もこの余裕ある予約制を貫きます。また、本日からマスクだけでなく、フェイスシールドを再び使用しての治療に変更しました。この調子だと、今年の正月は、高齢の母親がいる実家(となりの東温市)に帰る事は、難しいようです。

さて、フェイスシールドをしながら高校の同級生Aさんの治療。2週間に1回のペースで来られています。

「今日は、腰と肩コリでお願いします。」

という事で早速、足の合谷診(第一中足骨と第二中足骨の間の触診)は、左右どちらも痛いそうです。
そのため、左右どちらから始めるか分かりません。膝診(膝窩横紋周辺の触診)をすると、左右共に痛みがないのに上腕診(肘窩横紋周辺の触診)をすると左頸椎診断点に圧痛があります。そこで、膝診から上腕診に変更。

上腕診
左:頸椎(1)、胸椎(1)、腰椎(2)、大脳(1)
右:胸椎(1)、腰椎(2)

首診
左:膀胱(1)、脾(0)、小腸(1)
右:肝←置鍼せず

「痛い❗️どしたん・・・・鍼、太いん使こうとるんじゃないん?」

「いいや・・・最近は、鍼1本1本に気を込めよるんよ・・・・効くじゃろう。」

「ふふっ・・・いかん、笑ろたら余計に痛なるけん。」

などとフェイスシールド越しの会話をボチボチ。
上腕診と膝診併用は、非常に効率的です。上腕診で圧痛点が見つからなくての膝診で見つかることも、その逆もあるため、幅が広がります。Aさんは上記10本の置鍼で終了となりました。

あじさいの杜鍼灸院について