ありがたいことに、操体法の師匠・今昭宏先生からYouTube動画にご指摘を戴きました。素晴らしいアドバイスに感激いたしました。早速、自撮りで動画を作ったので、明後日に編集します。
ここで、改めて「足は親指、手は小指」を考える機会を得ました。そして、もしかして「足は親指の母趾球、手は有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)」ではないかと考えるようになりました。
例えば、仰向けに寝ころんでカカトを意識して股関節を内側に回すのと母趾球を意識して股関節を内側に回すのでは、母趾球を意識した方が可動域が多くなり、よりスムーズになります。また、手の挙上において、親指と小指の意識では小指の方がはるかに可動域が増えるのですが、同じ小指でも、先端の末節骨と手首近くにある有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)を意識するのでは、有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)を意識する方が、はるかに可動域が増えるのです。
これで、考えるのが「力道山の空手チョップ」。力道山は1949年5月場所に関脇にまで登りつめた力士であり、つっぱりが得意技だったそうです。このつっぱりで、有豆骨、有鈎骨辺りを鍛え上げ「力道山の空手チョップ」が出来上がったのだと思います。
野球選手がバットを握るのも結局、有豆骨、有鈎骨で握るようにします。力士が仕切り線で両手を下ろすときも有豆骨、有鈎骨付近です。ここを意識し、体重をかける事でカラダがスムーズに動けるのではないかと思うようになりました。
「足は親指、手は小指」を改めて考える機会をいただいた今昭宏先生、ありがとうございます。